日本が世界に誇るサーフ・バンド、
ザ・サーフコースターズ。2020年、デビュー25周年を記念したコンピレーション『
エクストラズ』に続く、第2弾コンピレーション『
エクストラズ 2』が登場。6月28日(水)にリリースされます。
前作が2000年〜2012年という区切りだったのに対して、本作『EXTRAS 2』は1995年〜2000年という初期のアルバムからの選曲になっています。
デビュー・アルバム『
Surf Panic’95』から『Surf is Dead』まで、1995〜2000年にリリースされたミニ・アルバムを含めた10枚のアルバムから、パンキッシュなバンド・サウンドのドライヴ感、
中シゲヲのスーパー・テクニック・ギターを際立たせる楽曲を厳選。グランジやハードロックのテイストをサーフ・ミュージックに注入した、サーフコースターズの初期のベスト・アルバムです。
この時期のサーフコースターズには2つの機軸があり、1つは純粋なサーフ・ミュージックをやること。そしてもう1つはゲーム「RUNABOUT」のシリーズとして、もっとハードロック的であったり、他のスタイルを採り入れたりすること。このようなサーフ的な曲とハードロック的な曲の対比、ミクスチャー感覚、振り幅の広さが、サーフコースターズの個性を形作ったと言えます。
オリジナル・アルバムでは、メドレー収録されていた「Skater on 10th Avenue」は冒頭のドラムをエディットしたヴァージョンを、「Brain Storm」と「Asian Volcano」はPS2用ゲーム「Surfroid」のサウンド・トラックを初CD化し、収録しています。