あの
カート・コバーンもファンであることを公言するなど、アーティストからの人気も高いスコットランドが生んだ伝説のインディ・ポップバンド、
ザ・ヴァセリンズ(The Vaselines)。2010年に、1990年の解散以来約20年ぶりとなるオリジナル・アルバム
『セックス・ウィズ・アン・エックス』を発表し話題になった彼らですが、なんと今年9月29日に約4年ぶりのニュー・アルバム『ヴィ・フォー・ヴァセリンズ』(輸入盤)を発売することが決定しました。
今回のアルバムは、
モグワイが所有するスタジオ“Castle of Doom”にてセルフ・プロデュースで収録。また、
ベル・アンド・セバスチャンのスティーヴィー・ジャクソン、
ティーンエイジ・ファンクラブのフランク・マクドナルドなどグラスゴーをベースに活動する名だたるミュージシャンたちが多数参加しているとか。
ヴォーカルである
ユージン・ケリーの“人々の耳にすぐ届く短いパンク・ロック・ソングを書きたい”という気持ちや、
ラモーンズにインスパイアされて制作されたという今作、全貌が明かされる日が待ちきれません。
また、そんなニュー・アルバムよりシングル「One Lost Year」が公開に。ヴァセリンズらしさは残しつつ、ユージンの今の気分を表わしたような一曲となっています。