フロントマンである
ピーター・アスターの憂いを帯びた味わい深いヴォーカルが心を温かく包み込む、英国のギター・ポップ・バンド、
ウェザー・プロフェッツ(The Weather Prophets)。バンドのデビュー・アルバム『メイフラワー(Mayflower)』(写真)が、話題の高音質SHM-CDを採用した紙ジャケット仕様で再発されます。
ウェザー・プロフェッツは、前身のバンド、ザ・ロフトが発展解消し、メンバーであったピーター・アスターとデイヴ・モーガンを中心に結成されたバンドで、
ヴェルヴェット・アンダー・グラウンドなどのNYパンクをルーツに、フォークロック的ネオ・アコースティック・サウンドを奏でます。
本作のオリジナルは、クリエイション・レーベルのドン、アラン・マッギーがWEAとの共同出資により立ち上げたエレヴェイション・レーベルからのリリース(1987年)。
パティ・スミス・グループのギタリストとして知られる
レニー・ケイによるプロデュースで、80年代後半のギター・ポップ・シーンを飾った傑作。知る人ぞ知る名盤として語られる、ネオアコの“隠れ名盤”です。
今回の
再発盤(VSCD-8145 税込2,730円)はヴィヴィド・サウンドより7月14日に発売される予定。爽やかながらも翳りと儚さを併せ持つ傑作を新たな仕様でもお楽しみください!