デモやアルバム別ヴァージョンなどのレアな音源を多数収録したボーナス・ディスクが付属される、ユニヴァーサル・ミュージックの好評シリーズ“デラックス・エディション”の新作として、ザ・フーの名作『トミー』(写真)がリリースされることになったのは、以前にもお伝えしましたが、その際には、通常のCDにてリリースされる予定であった日本盤が、どうやら、海外盤同様に、ハイブリッドSACD盤としてリリースされることになったそうです。(UIGY-7055〜6\4,830(税込))
　今回リリースされるハイブリッドSACD盤も、これまで再発された作品と同様に、ジョン・アストリーとピート・タウンゼンドによるリマスタリング作業が行なわれているそうで、もちろん5.1chサラウンドにも対応（ただし、ボーナス・ディスクの(13)〜(17)は除く）。当初の予定から、価格も高くなり、またリリース日も3月24日とかなり遅れてしまったものの、やはり歴史に残る名作であるので、それらをガマンしても、良い音で聴きたいと思うのは、ファンなら当然の心理のはず。ゆえに、すでに通常のCD盤や紙ジャケット仕様盤を持っている方も、やはりもう1枚購入すべきなのかも知れませんね？　なお、気になるボーナス・ディスク収録予定曲は下記のとおりです。

(01) アイ・ワズ
(02) クリスマス（アウトテイク3）
(03) 従兄弟のケヴィン，モデル・チャイルド
(04) ヤング・マン・ブルース（ヴァージョン１）
(05) トミー，聞こえるかい（オルタネイト・ヴァージョン）
(06) トライング・トゥ・ゲット・スルー
(07) サリー・シンプソン（アウトテイク）
(08) ミス・シンプソン
(09) 歓迎（テイク2）
(10) トミーズ・ホリデイ・キャンプ（バンド・ヴァージョン）
(11) 僕達はしないよ（オルタネイト・ヴァージョン）
(12) ドッグズ（パート2）
(13) イッツ・ア・ボーイ（デモ）
(14) アメイジング・ジャーニー（デモ）
(15) クリスマス（デモ）
(16) クリスマス（デモ）
(17) ピンボールの魔術師（デモ）