2015年に突如リリースされたEP『The Beyond / Where The Giants Roam』が好評を博したTHUNDERCATが、2013年の『Apocalypse』以来約4年ぶりとなるオリジナル・フル・アルバム『Drunk』をリリース。ボーナス・トラックを追加収録した国内盤(BRC-542 2,200円 + 税)の発売が2月24日(金)に決定しています。
また、同作を携えて東京、名古屋、京都、大阪の4都市を回るジャパン・ツアー〈THUNDERCAT presents“DRUNK”Japan Tour〉の開催も決定。4月27日(木)東京・恵比寿 LIQUIDROOM、28日(金)愛知・名古屋 NAGOYA Blue Note、29日(土)京都・丸太町 METRO、30日(日)大阪・東心斎橋 CONPASSの日程が発表されています。詳しくは「Beatink」オフィシャル・サイトにてご確認ください。
きっかけは、俺がラジオ番組に出演してインタビューされたことだった。そのインタビューの中で「もし誰かと、どこかの島に取り残されるんだったら、誰がいいですか?」という質問をされたんだ。俺は瞬時に「ケニー・ロギンズとマイケル・マクドナルド」と返答した。そのときは冗談のように聞こえたかもしれないけど、ソングライティングの上で彼らに多大な影響を受けてるんだ。自分をもっと掘り下げることを彼らから学んだ。ラジオでその発言をしたあとに、俺のバンドのピアノ奏者のデニスが、ケニー・ロギンズと何度か演奏したことがあったから、「ケニーに連絡してみようか?」と言ってくれたんだ。信じられなかったね。そこから、ケニーの息子さんとメールをするようになって、いつの間にかケニーもメールに参加するようになったんだ(笑)。ケニーは一緒に音楽を作ることに興味を持ってくれた。俺はケニー・ロギンズとしゃべってるだけでビビッてたよ(笑)。彼は俺の音楽について殆ど何も知らなかったけど、「僕の子供が君の音楽のファンなんだ。僕の子供が君のファンじゃなかったら、僕はここにいないよ」と彼が言ったんだ(笑)。実現しただけで俺はうれしかったね。彼と初めて会ってレコーディングして、彼が曲を聴き返してたら、彼が「マイケル・マクドナルドを呼ぼうかな」と言い出したんだ。そのときに、俺は本当にオシッコをチビるかと思ったよ(笑)。マジで冷静を装ってた。ケニーがマイケル・マクドナルドに連絡してくれたんだ。マイケルも、たまたま娘さんが俺の大ファンだったから、一緒に仕事をしてくれることになったんだ。ケニーとマイケルがスタジオに来たんだけど、ケニーは「何年間もマイケルに会ってないよ」と言ってた。どうやら、二人は10年以上も一緒に曲を作ってなかったみたいで、それにもびっくりしたね。ことの重大さに気づくと、正直心の中ではすごくビビったし、すごくプレッシャーを感じたよ。俺は彼らに曲のアイデアや、新曲、古い曲を聴かせたんだ。それから「Show You The Way」を完成させようということになった。 ――THUNDERCAT
[収録曲] 01. Rabbot Ho 02. Captain Stupido 03. Uh Uh 04. Bus In These Streets 05. A Fan's Mail(Tron Song Suite II) 06. Lava Lamp 07. Jethro 08. Day & Night 09. Show You The Way(feat. Michael McDonald & Kenny Loggins) 10. Walk On By(feat. Kendrick Lamar) 11. Blackkk 12. Tokyo 13. Jameel's Space Ride 14. Friend Zone 15. Them Changes 16. Where I'm Going 17. Drink Dat(feat. Wiz Khalifa) 18. Inferno 19. I Am Crazy 20. 3AM21. Drunk 22. The Turn Down(feat. Pharrell) 23. DUI 24. Hi(feat. Mac Miller) * * 国内盤ボーナス・トラック