昨年9月の来日公演を大成功に収め、今もっとも注目を集めるアルメニア出身のピアニスト、
ティグラン・ハマシアン(Tigran Hamasyan)の通算5枚目となるアルバム『モックルート』にボーナストラックを追加収録した
日本盤(WPCR-16399 2,400円 + 税)が4月8日(水)にリリースされます。
ティグランは1987年アルメニア生まれの27歳。11歳の時からフェスやコンクールに出演するようになり、10代でセロニアス・モンク・コンペティションで優勝。ジャズとクラシックの教育を受け、その他にもアルメニアの伝統音楽やロック、エレクトロや詩など、じつに多種多様な音楽から影響を受け、そこから生まれたジャンルを超えた独特のサウンドと音世界は、日本のみならずアメリカやヨーロッパ、世界各国でファンを熱狂させています。
英『ガーディアン』紙も「ティグランは、インプロヴィゼーションをつねに新鮮でリリカルなものにする方法を見つけた。他のジャズ・ミュージシャンも見習うべきだ」と絶賛し、『デイリー・テレグラフ』紙が「輝かしいほど素晴らしく、完成された若きミュージシャンは数多くいるが、ハマシアンがその中で抜きんでているのは、重要なことを今すぐ言わなければならないことがあるからだ」と賞賛しています。
ノンサッチ移籍第1弾となる本作『モックルート』のレコーディング・メンバーは、来日時と同じ、
サム・ミナイエ(e-b)とアーサー・ナーテク(ds)によるトリオ。アルバムにはティグランのオリジナル楽曲の他、アルメニアのトラディショナル・ソング「Kars 1」「Kars 2」が収録されています。アルメニアの風景や歴史を感じさせる、深くてスケールの大きなアルバムです。