一作毎に世界中の音楽ファンはもとよりミュージシャンにも衝撃を与え続けているアルメニア出身のピアニスト、ティグラン・ハマシアン(Tigran Hamasyan)の来日公演が決定。3月発売の新作『An Ancient Observer』(Nonesuch)に伴うワールド・ツアーの一環として行なわれるピアノ・ソロ・ツアーとなっており、5月24日(水)東京・築地 浜離宮朝日ホール 音楽ホール、26日(金)沖縄・宜野座 がらまんホール、27日(土)福岡・宮若 古民家SHIKIORI、 28日(日)鹿児島・屋久島(詳細は後日発表)の4公演が予定されています。
ティグランは2006年、19歳にして新人ジャズ・ミュージシャンの登竜門〈セロニアス・モンク・コンペティション〉で優勝を果たし、2013年にリリースした『シャドウ・シアター』はフランスの総合アルバム・チャートに登場するヒットを記録。2015年に発表した名門ノンサッチ・レーベル移籍第1弾『モックルート』では更なるステップを踏み出し、続く『Luys i Luso』(ECM)ではアルメニアの聖歌隊と自身のルーツであるアルメニアの古典音楽を現代に蘇らせました。今年3月に予定されている新作『An Ancient Observer(太古の観察者)』は、ファン待望のニュー・アルバム。ジャズの範疇を越えた彼の音楽世界に期待が高まります。