サハラ砂漠西部のトゥアレグ族によって結成され、“砂漠のブルース”と称される唯一無二のスタイルで世界を魅了するティナリウェン(TINARIWEN)が、最新アルバム『Amatssou』の発売を5月19日(金)に控え、本作を携えた来日公演を発表。日程は、12月6日(水)東京・SHIBUYA CLUB QUATTRO、12月7日(木)大阪・UMEDA SHANGRI-LAで、チケットのオフィシャル先行が5月16日17:00よりスタートしています。(5月22日[月]23:59まで)
9枚目のスタジオ・アルバム『Amatssou』は、トレードマークである砂漠のブルースと、古き良きアメリカのカントリーミュージックの間に共通する感覚を追求した作品。タイトル“Amatssou”はタマシェク語で「恐怖を越えて (Beyond The Fear)」を意味しますが、本作のサウンドはまさにそれを体現したもので、ダニエル・ラノワのプロデュースも加わり、バンド特有のギターラインと催眠的なグルーヴが、バンジョー、フィドル、ペダルスティールギターとシームレスに共存しています。また、本作はトゥアレグの現在の生活や厳しい現実を物語り、マリの政治的、社会的な混乱を訴え、詩的な寓話に満ちた歌詞で、自由と団結を呼びかけています。