30余年に亘り活動を続け、伝統レゴン舞踊の継承とバリ古典ガムランの復興を世界規模で繰り広げてきたインドネシア・バリの楽団“TIRTA SARI（ティルタ・サリ）”。彼らの最新レコーディング『Legong Lasem Lengkap（レゴン・ラッサム 完全版）』（JKN-0004 2,500円 + 税）が、日本きってのガムラン / バリ芸能集団“ウロツテノヤ子”を率いる小谷野哲郎主宰のレーベル「Jukung Music」より登場。8月2日より販売がスタートしています。

　レゴン舞踊の中でもスタンダードに位置しながらも、あまりに長尺であることから、観光客オーディエンスに寄せて短縮版が多く演奏されることとなってしまった演目「レゴン・ラッサム」。その完全版を、本物の技を今に伝える希少な楽団・TIRTA SARIが演奏、高解像度のレコーディングを敢行したものが本作。アルバムのプロデュースは小谷野哲郎が担当。録音およびカヴァー・アートのデザインはウロツテノヤ子のメンバーでもある辻 圭介が務めています。

　なお音楽配信サイト「OTOTOY」（ototoy.jp）では、ハイレゾリューション（24bit / 96kHz）での配信も実施。総勢30名での演奏をこれまでにないハイクオリティで録音した同作の魅力、より細部まで立体感を以って迫ることが可能です。