「ニコニコ動画(原宿)」 / 「ニコニコ生放送」(
http://live.nicovideo.jp/)にて、このたびの東日本大震災をうけて
T.M.Revolution /
西川貴教が発起したチャリティ・プロジェクト「STAND UP! JAPAN 中央共同募金会」による番組『被災地にエールを送ろう! 今こそ立ち上がれ ニッポン!STAND UP! JAPAN』が、4月2日(土)に9時間に渡り、生放送。最終的に視聴者数は47万以上、総コメント数は100万を突破するなど大きな盛り上がりとなり、ニコニコ募金の総額は、3,047,000円にのぼりました。
番組ではプロジェクト発起人であるT.M.Revolution / 西川貴教がメイン・パーソナリティをつとめ、企画に賛同して出演した多数の著名人たちと震災や復興支援について言葉を交わしました。また大阪や名古屋など全国各地の会場と中継を結び、各地で義援金への協力を呼び掛けたほか、出演者によるチャリティ・オークションも実施。売上げは全額が被災地に募金されます。
出演者には土屋礼央やSHOGO(
175R)、MICRO(
HOME MADE 家族)、
SEAMOといった西川と親交の深いアーティストに加え、ジャーナリストの田原総一朗、お笑い芸人の
柴田英嗣(
アンタッチャブル)、俳優の
つるの剛士ら豪華な顔ぶれが揃い、またニコニコ動画からメジャー・デビューしたピコも出演!
番組中、西川は改めて震災時を振り返りながら「震災の翌日はどうしても大阪に移動しなくてはいけなくて、でもそのときは品川駅もまだ山手線が動いていないような状態で人がごった返していた」と述べ、さらに「でもそんななか、大阪に着いてみるとそこではみんな日常生活を送っていた。そういう人たちも気持ちの中では色んな葛藤があると思う。でもこれから僕らがやらなきゃいけないことは、そういう当たり前の日常をちゃんと送っていくことだと思う」とコメント。
19:30頃にはアンタッチャブルの柴田英嗣がスタジオに登場し、自身の私物であるキャップをサイン入りでオークションに出品。また「僕らは芸人なので、ネタでみんなを元気付けられれば」と語り、一緒に出演した
ビーグル38や
井上マーらがネタを披露する場面も。
その後は、「ニコニコ動画」で人気を得てメジャー・デビューを果たしたアーティストの
ピコも顔を見せ、ミュージック・ビデオやCDジャケットで実際に使用しているという指時計と、オフィシャル・マスコット・キャラクター“ピコチュウ”のぬいぐるみをオークションに出品し、視聴者からは「これ欲しい!」「すげーレアだな」といったコメントが寄せられていました。
そして20:00過ぎにはジャーナリストの田原総一朗が登場。田原は「日本人がみんな不安になる中、いかに確実な情報を流し、得るかが大切」と述べ、続いて「今ほど世界中が親日になっていることはない。自民がどう民主がどうじゃなく、一致団結してこれからがんばらなきゃいけない」と鼓舞。また、オークションには「ランチ付き討論権」を出品し、「(討論には)4人、5人で連れだって来てもいい」と視聴者に呼びかけ。
このほかにも、
国生さゆり、
田村裕(
麒麟)、
井上裕介(
NON STYLE)、
マギー審司、
misono、
青山テルマ、
時東ぁみ、
相川七瀬、
武藤敬司(全日本プロレス)、
古谷徹、新條まゆなど、約200名の著名人が番組に姿を見せ、楽器や本、服、思い出の品といった貴重なグッズをオークションに出品。
また、番組中にはチャリティ・ライヴも行なわれ、森口博子をはじめとする多数のアーティストが被災地へ思いを込めて熱唱。番組のラストには西川貴教がアコースティック・アレンジで「キミノウタ」と「HEART OF SWORD 〜夜明け前〜」を歌い上げ、曲の途中に感極まって涙を見せる一幕も。
最後に西川は、「この場を作ってくださってありがとうございます。言い出しっぺは僕ですが、この『STAND UP! JAPAN』は皆さんのもの。皆さんが一日も早く笑顔になってくれるよう、これからもたくさんの人に幸せを届けられる存在になりたい」とコメントし、被災地へエールを送って番組を締めくくりました。