東京事変によって書き下ろされた新曲「青のID」が、11月13日(金)より全国公開となる映画「さくら」の主題歌に決定。8月6日(木)から公開されている映画の予告編にも使用されています。
映画「さくら」の原作は、累計55万部を突破する直木賞作家・
西 加奈子の同名小説で、登場するのは、サクラと名付けられた1匹の犬と長谷川家の5人。そして、彼らにとって大切なひとたち。『
三月のライオン』、『
ストロベリーショートケイクス』など海外からも高い評価を受け、詩情あふれる作品を多数生み出してきた
矢崎仁司監督のもと、長谷川家の兄弟妹を演じるのは
北村匠海、
小松菜奈、
吉沢 亮という人気、実力を兼ね備えた俳優陣が名を連ねます。加えて、3人の母を
寺島しのぶ、父を
永瀬正敏が演じ、彼らと出会う女性キャラクターには、
小林由依(
欅坂46)、
水谷果穂、
山谷花純というフレッシュな顔ぶれが揃います。
本作について、矢崎監督は「小説を映画にする時、一番大切にするのは読後感です。何度も泣いたし、いっぱい笑った、そして元気をもらったこの家族を描きたいと思った。素晴らしい俳優たちとサクラを演じた犬のチエちゃんとの奇跡的な出逢いで生まれた映画です。試写室ですすり泣く声を聞いたのも初めてですが、何より嬉しかったのは、涙より笑い声が起こったことです。“生”を描くには分母に“死”があり、“哀しみ”を描くには分母に“笑い”が必要です。きっと、この家族との出会いが、今の長いトンネルの先の一筋の光になってくれると信じています。最後に届けられた東京事変の主題歌『青のID』は、今だからこそ、世界に愛を叫ぶ、新しい喜劇の産声のように聞こえました。この家族に会いに来て欲しい。きっと元気になるから」とコメントしています。
©西加奈子/小学館 ©2020「さくら」製作委員会