東京都交響楽団(都響)が、
シンガポール交響楽団との楽員交流事業(Musician Exchange Programme)を今年5月と9月に実施。2009年、都響のシンガポール公演を契機に開始したこの交流事業は、今回で7回目。日本とシンガポール両国の音楽文化の交流と相互理解を深めることを目的に、国際交流の一環として都響が取り組んでいるものです。都響とシンガポール響とが相互に楽員の派遣・受け入れをし、それぞれ約1週間にわたりリハーサルや演奏会に参加して、交流を図ります。
今回は、都響から首席ファゴット奏者の
岡本正之が2018年5月1日〜6日までシンガポールに滞在。5月5日(土)に開催される“SSO GALA”に向けてリハーサルに参加、コンサートに出演します。シンガポール響からは2018年9月18〜23日にホルン奏者マーク=アントワーヌ・ロビヤール(Marc-Antoine Robillard)が来日し、公演のリハーサルと本番に参加予定です。
2016年度交流事業 シンガポール響の公演風景より ヴィオラ最後列が都響・林康夫 ©Jack Yam