現役人力車“俥夫”からなるユニット、
東京力車が、8月18日(水)にリリースするニュー・シングル「
ニビイロトーキョー 〜チャンチキおけさ〜」のヴィジュアルと詳細を、
三波春夫の誕生日である7月19日(月)に発表。あわせて、同曲のMVを公開しています。
表題曲「ニビイロトーキョー 〜チャンチキおけさ〜」は、三波春夫×東京力車×
ヒャダインのコラボが実現した新歌謡ポップス。今年没後20年にあたるテイチクレコードの大先輩・三波春夫の1957年に発表された、デビュー曲にして200万枚超えの大ヒット曲「チャンチキおけさ」の一部を使用しながら、前山田健一(ヒャダイン)が新たなメロディと詞を付加することによって原作の世界観を現代風に膨らませた、故郷で恋人と別れて夢に向かう男の悲恋の歌となっています。
浪曲師からスタートし、自身も戦争・捕虜の体験を持ち、帰国後改めて歌の道へと進んだ三波春夫。後に復興の象徴となる1964年の東京五輪のテーマ・ソング「東京五輪音頭」や1970年の大阪万博のテーマ・ソング「世界の国からこんにちは」の歌唱など、日本人の節目を、明るい歌声で常に照らし続けました。今回の「ニビイロトーキョー 〜チャンチキおけさ〜」は、そんな三波春夫の名曲に挑戦したいというメンバーの思いから実現したものです。特に「チャンチキおけさ」は、当時集団就職で都会に出ていた若者の郷愁を誘った曲でもあることから、覚悟をもって上京してきているメンバー4名の想いとも重なり、セレクトされました。
さらに、時代を超えた2組のアーティストの架け橋として、J-POPだけにとどまらず、演歌歌謡曲にも精通し見識をもった作家・前山田健一(ヒャダイン)が参加し、原作の世界観を現代風に膨らませ「ニビイロトーキョー 〜チャンチキおけさ〜」が完成。楽曲詳細は、メンバーの思いから、三波春夫の誕生日である7月19日の発表となりました。
公開されたヴィジュアルでは、彼らの代名詞ともいえる人力車の俥夫着のほかに、カップリング曲「ヤイロチョウタマシイ」の新衣装、羽織袴姿、そして三波春夫との“ジョイント”写真も披露。全編浅草で撮影された、歌詞に忠実なストーリー仕立てのMVでは、新潟に彼女を残し三年前に上京し、夢である浪曲師になることを目指している主人公をメンバーの渡邉善央が熱演。本編にはテイチクレコードで共に切磋琢磨している歌手の
三丘翔太、
伊達悠太、
青山新も登場。同社の大先輩による「チャンチキおけさ」を取り入れた、東京力車「ニビイロトーキョー 〜チャンチキおけさ〜」を若手実力派歌手が一丸となって盛り上げています。
出来上がった曲の発売を前に、リーダーの石橋は「東京力車はエンタテインメントを通して日本の伝統文化、人力車を世界へアピールするというコンセプトのもと活動しています。この『ニビイロトーキョー 〜チャンチキおけさ〜』を通して、これから三波春夫さんの大ヒット曲『チャンチキおけさ』を大切に歌い継いでいきたいと思います。ミュージックビデオにご出演いただいたテイチクレコードの三丘翔太さん、伊達悠太さん、青山新さん、そしてこの曲に関わってくださったすべての皆様に感謝の気持ちを伝えたいです。これからも一丸となって演歌・歌謡曲界を盛り上げていき、この曲が皆様に愛される曲となったら幸いです」と語っています。
なお、東京力車は現在CS日テレプラスでの初冠番組『シャカリキ!東京力車』の企画の一環として7月1日から1ヵ月間毎日配信ライヴを実施しています。詳細は番組ホームページをご確認ください。