スカパラがデビューしてから30年の歴史のなかで高校生とコラボレーションすること自体初の試み。今回、コラボに至ったのは、2019年の春の「選抜高校野球」に習志野高校が出場した際、選手を応援する習志野高校吹奏楽部のサウンドが“美爆音”として大きな話題となるなか、スカパラの「Paradise Has No Border」が何度となく演奏されたことがきっかけ。同時期に中南米ツアーでメキシコやチリでライヴをな行っていたスカパラメンバーの耳にその情報が届き、帰国後、甲子園で何度も「Paradise Has No Border」を演奏してくれたことに対して、習志野高校吹奏楽部宛にスカパラメンバーによる動画コメントを送りました。その後、スカパラがアルバム制作を進めていくなかで「風のプロフィール」のデモができたときに、メンバーから自然と“習志野高校の吹奏楽部といっしょに演奏できたら良くない!?”という意見がでて、学校側に連絡したところ快諾、コラボが実現したという。レコーディングには吹奏楽部の3年生部員66名が参加し、ミュージック・ビデオには1年生から3年生までの部員201名が参加しての撮影となりました。
[コメント] きっかけは習志野高校吹奏楽部の皆さんが僕らの楽曲「Paradise Has No Border」を演奏してくださったことから始まります。高校野球の応援のために演奏されたことは僕らの耳にも届きました。その迫力と演奏力の高さは『美爆音』として轟いていることを知りました。いつかは何かをとメンバーで話しているさなか、アルバムのコラボ曲として浮上しました。 実際に吹奏楽部の皆さんの音を生で聞いたときの感動は素晴らしいものでした。全力で奏でるこの音は風のように僕らの心を吹き抜けました。この清々しい気持ちを皆様にも感じていただけたら幸いです。 ――東京スカパラダイスオーケストラ NARGO