ニュース

東京スカパラダイスオーケストラ、新コラボ・プロジェクト“VS.シリーズ”始動 第1弾はALI

東京スカパラダイスオーケストラ   2022/03/29掲載(Last Update:22/04/13 14:00)
はてなブックマークに追加
東京スカパラダイスオーケストラ、新コラボ・プロジェクト“VS.シリーズ”始動 第1弾はALI
 東京スカパラダイスオーケストラ(スカパラ)が、“VS.シリーズ”(ヴァーサス・シリーズ)と銘打った新たなコラボレーション・プロジェクトを始動。第1弾コラボレーション・アーティストに東京・渋谷発の多国籍バンド、ALI(アリ)が決定しています。

 “VS.シリーズ”は、これまでのヴォーカリストを招く形ではなく、“若手のバンドと戦うように一緒に音楽を作っていく”というコンセプトを掲げたコラボレーション・シリーズ。その第1弾として、ファンク、ソウル、ジャズ、ラテンなどのルーツ・ミュージックをベースに、ヒップホップ、ロック、スカなどの多彩なジャンルを呑み込んだ音楽性が特色の多国籍バンド“ALI”を起用しています。以前から互いにライヴを見に行くなどの交流があったなかで、元来ファンキーなサウンドにルーツを持つ“スカパラ”が、ALIに途轍もない魅力を感じてオファー。

 第1弾となる楽曲は「サボタージュ (VS. ALI)」で、スカパラのNARGO(tp)とALIのLEOが作曲を、スカパラの谷中敦(bs)とALIのLEOが作詞を担当しています。同曲は谷中が主演を務め、4月5日(火)より放送開始となるTOKYO MXドラマ『渋谷先生がだいたい教えてくれる』のオープニング曲にもなっています。楽曲のリリースは現時点で未定です。

[コメント]
対決シリーズ、の開幕です。これまでのコラボレーションと違う形で、さらにもっと自由に、特に若手のバンドたちとカジュアルにコラボレーション出来ないだろうか?という自分たちの欲求に対する答えが、このヴァーサス・シリーズです。
一緒に音楽を演奏するときにはそもそも年齢差は一切関係ないのです。年上も年下も対等に渡り合うことによってこそいい音楽が作れると思います。そういう意味で今回のジェネレーションを超えたコラボレーションの名前は“ヴァーサス”が相応しいのだと思います。
このシリーズはALIとのコラボレーションからスタートします。デビュー当時のスカパラのまわりは、イカシた、イカレた、スカした、いわゆるキテる友人たちであふれていました。今回、ALIとレコーディングしながら、その当時のことが強烈にフラッシュバックしました。そして、それが最高に楽しかったんです。
初期スカパラのツアーでは、メンバーの熱量もあってスカバンドなのに随分な分量のファンキー・チューンを繰り出していた時期がありました。今回はその当時のことも思い出しつつ、ラテン圏でのライブ経験も経たスカパラが、ALIとFUNKYに対決しています。自分は歌詞を書かせて頂きましたが、こんなにのめり込みつつ、一筆書きのように一貫した世界を書けたのは驚きでした。それはVo.のレオくんとの共同作業が楽しかったからに他なりません。彼の才能とフレンドシップの為せる業だったんでしょうね。もう最早これは大所帯のファミリービジネスかもれません。かなりのビッグショットです。楽し過ぎました。

――谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)

スカパラが居ない世界なんてあったら、なんて寂しくてつまらない世界なんだろう。
日本の音楽の至宝と、VSさせて頂きました。何年か前に、初めて加藤さん、欣ちゃん、沖さんに急遽会えることになった時、スーツに着替えて、スペシャルズのTシャツに着替えて、憧れのヒーロー達に会いに行って、ひたすらに、一人で想いを話した事を思い出します。ALIで、日本語を歌うのはスカパラで、谷中さんが書く歌詞の時までやらないと、チーム内で公言していました。
思えば、俺が産まれた時代で活躍していたギムラさんの映像見て、画面越しのパワーに吹っ飛ばされ、スカパラでP.Jの歌うボブ・マーリーにぶっ飛ばされ、沢山の日本代表シンガーたちとの数々の名曲に混じるスカパラでしか聴けないいろんな景色を感じるホーン、サウンド、リズムたちに青春を彩られ、ALIというバンドは確実にスカパラ無しには存在しませんでした。
それはそれは本当に濃厚な音楽の旅を家族の一員の様に招いて頂き、一緒にしましたが、すべての瞬間、音、曲、歌詞、会話、景色が一生の宝物です。
そして、「サボタージュ」という、宝をみんなで掘り起こし、磨きあげる事ができました!!
北原さん、加藤さん、谷中さん、NARGOさん、GAMOさん、沖さん、川上さん、大森さん、欣ちゃん、俺たちALIを本当にボコボコにVSしてくれてありがとうございました。最強音楽海賊団の各自みんなとの強烈なエピソードを話せる機会を楽しみにしてます(笑)。いやあ、みんな凄かった……。

――LEO(ALI)

■東京スカパラダイスオーケストラ“VS.シリーズ”第1弾
「サボタージュ(VS. ALI)」
作曲: NARGO、LEO / 作詞: 谷中敦、LEO
www.tokyoska.net

TOKYO MX『渋谷先生がだいたい教えてくれる』
放送日時: 2022年4月5日(火)23:30スタート ※毎週火曜日放送(全10話)
出演: 谷中敦、徳井義実、里々佳、みなみかわ
shibuya-sensei.com
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
[インタビュー] ソウル&ファンク・ユニットMen Spyder 初のEPを発表[インタビュー] KMC 全曲O.N.Oによるビート THA BLUE HERBプロデュースの新作
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015