東京スカパラダイスオーケストラ 2010/10/07掲載(Last Update:16/02/16 19:10)
東京スカパラダイスオーケストラがデビュー21年目最初のリリースとなる、音楽のジャンルの垣根を越えた最新作
『Goldfingers』を10月27日(水)にリリースします!
スカパラは“スカのW杯”ともいえる自身主催のフェス<トーキョースカジャンボリー>や、定番となっているユーロ・ツアー(今年はフランス、スペイン、ドイツ、オランダ、ベルギー、スイスの6ヵ国/12公演)など世界的な活動を続けていますが、今作品で“世界標準”のアーティストとのコラボレーションがついに実現! ジャズ・ピアニストの
上原ひろみ、ジャズ界の天才こと
菊地成孔、リミックスでは
Perfumeのサウンド・プロデューサーとして知られる
中田ヤスタカ(
capsule)に、クラブ・ジャズ界の先駆者である須永辰緒と、豪華なメンバーが集結しています。
上原ひろみは、アメリカの名門バークリー音楽院を主席で卒業し、2003年にジャズの名門テラーク・レーベルから世界デビューを果たし、日本人アーティストとしては唯一となるニューヨーク・ブルーノートで 5年連続公演を行うなど、世界的に活躍しているジャズ・ピアニスト。スカパラのドラム、
茂木欣一がMCをつとめるラジオ番組『TOKYO FM「JUSTA RADIO』にて茂木が尊敬するアーティストとして番組出演を果たし、昨年の<東京JAZZ>では同日に出演するなど以前から交流はありましたが、スカパラにとってこのコラボは念願! 日本庭園の装飾のひとつである「水琴窟」をコラボ楽曲のタイトルにつけ、まさに世界標準の楽曲に仕上がっています。
音楽家、文筆家、音楽講師と多方面で活躍し、近年ではUAとのコラボレーションが記憶に新しい菊地成孔は、もともとメンバーのなかで北原やGAMOと旧知の仲(スカパラは、2008年に日比谷野外音楽堂で菊地が率いる
ペペ・トルメント・アスカラールとライヴ競演)。今作ではジャズ界の巨匠、
チャールズ・ミンガス作曲の「Boogie Stop Shuffle」をスカ・アレンジ!
本作には“歌ものシングル”のリミックスも収録されており、約8年ぶりにタッグを組んだ
奥田民生との「流星とバラード」を中田ヤスタカが、
Crystal Kayとタッグを組んだ「ずっと」を須永辰緒が手がけ、まさにジャンルの垣根を飛び越えた作品に。期待です!
<上原ひろみからのコメント>
スタジオ録音とは思えない、本当にお客さんを前にしてステージの上でライブの様な演奏が録音できました。日本だけでなく海外でもまた一緒になる時はよろしくお願いします。
<菊地成孔からのコメント>
スカパラは「元気」を与えている最大のバンドではないかと思っています。ですので、ご一緒させて頂いたのは「え?オレでいいわけ?」的な戸惑いも若干名ありながらも(笑)大喜びでやらせていただきました。
<スカパラ/谷中敦からのコメント>
カラオケではありません。歌のないポップス、インストゥルメンタルのダンスミュージックとして最高のプレゼントをさせて下さい。今回はJAZZのメインのフィールドに立ちながら革新的にJAZZを変えようとしているお二人に参加してもらいました。ピアノの上原ひろみ、サックスの菊池成孔です。国内外に話題となり得るコラボレーションだと思います。最高水準のクオリティの国産のスカを是非楽しんでください。