ニュース

トラヴィス、新作からの先行シングルを公開 クリス・マーティンとブランドン・フラワーズが参加

トラヴィス   2024/05/13 13:16掲載
はてなブックマークに追加
トラヴィス、新作からの先行シングルを公開 クリス・マーティンとブランドン・フラワーズが参加
 英国スコットランド・グラスゴー出身のロック・バンド、トラヴィス(Travis)が、前作『10ソングス』以来4年ぶりとなるニュー・アルバム『L.A. Times』を7月12日(金)に発表します。この新作から、コールドプレイクリス・マーティンザ・キラーズブランドン・フラワーズがコーラスで参加した「Raze The Bar」が公開されました。アルバムは全10曲収録。「Raze The Bar」「The River」「Gaslight」の3曲が公開されています。

 バンドのソングライター、フラン・ヒーリーがロサンゼルスにある彼のスタジオで書いた楽曲を収録する新作は、トニー・ホッファーがプロデュース。ヒーリーはこの新作について「『L.A. Times』は僕らにとって『The Man Who』以来もっとも私的なアルバムだ。当時は書き記しておくべき大きな出来事がたくさんあって、人生の地殻変動が起こっていた。この曲を書いていたのは22歳の頃だ。僕にはセラピーだった。そして20年が過ぎて、また地殻変動が起きたんだ。伝えたいことが山ほどあるよ」と語っています。

 ヒーリーの友人でもあるクリス・マーティンとブランドン・フラワーズが参加した「Raze The Bar」は、ニューヨークにあったバーについての楽曲だとヒーリーは語ります。「ニューヨークに素晴らしいバーがあったんだ。名前はなかったのですが、みんなが入り口に掛かっていた白黒の縞模様の日よけから“Black and White”と呼んでいた。そこでは詩の夜や素晴らしいDJ、オープンマイクの夜が開かれていたんだ。Irving PlazaやWebster Hallでショーをしたら、その後もしばしばBlack and Whiteに行くことになった。オーナーの一人であるジョニー・Tは、多くのアーティストやバンドを何年にもわたって支えてきたんだ。もしもそのバーが話すことができたら、何と素晴らしい話を聞くことができただろうね。パンデミックの間、彼らの大家は賃料の割引交渉を拒否し、彼らは閉店せざるを得なかったんだ。そこで、夜中にトラックを持ってきて、バーのあらゆる痕跡や備品を取り除いた。その後、彼らはバーのスペース全体を白く塗りつぶしたんだ、二度と同じことができないようにね。〈Raze the Bar〉は、そのバーでの架空の最後の夜に関する曲になっている。ジョニー、ジャック、リチャード、ジョニーの兄弟でありバーの共同オーナーであるクリスが登場する。カメオ出演は後から思いついたものだったんだ。私は曲のシーケンスをどうすべきかわからず、少しパニックになってクリス・マーティンに電話をかけたんだ。そしてクリスがそれを聞いたとき、“それはあなたがこれまでに書いた最高の曲だ!”と言ってくれた。そしてブランドン・フラワーズが彼とかなり近くに住んでいたこともあった……」。






Photo by Steve Guillick

トラヴィス official site
travisonline.com
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015