世界中の映画ファンが注目する新進気鋭のスタジオA24の最新作として注目を集める映画「WAVES」(原題)が、2020年4月に「WAVES / ウェイブス」の邦題で東京 TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国ロードショー。公開に先駆け、場面スチールと日本語字幕付き海外版予告が公開されています。
本作は、ある夜を境に、幸せな日常を失った兄と妹、傷ついた若者たちが、再び愛を信じて生きる希望の物語。時代や国境を越えて誰もが体験する青春の挫折、自分を成長させる恋愛、親子問題、家族の絆といった普遍的なテーマを、少ないセリフながらとても繊細に、現代的な手法で描写します。主人公タイラーを演じたのは、『
イット・カムズ・アット・ナイト』に続いて
トレイ・エドワード・シュルツ監督とタッグを組む
ケルヴィン・ハリソン・Jr。タイラーの妹エミリーを演じるのは、Netflixドラマ「ロスト・イン・スペース」で注目を集めたテイラー・ラッセル。エミリーに救いの手を差し伸べるルーク役には、『
マンチェスター・バイ・ザ・シー』で様々な映画賞を受賞した
ルーカス・ヘッジズ。そのほか、
フランク・オーシャンをはじめ、
ケンドリック・ラマー、
アニマル・コレクティヴ、
カニエ・ウェスト、
レディオヘッドなど新作をリリースするごとに音楽シーンを刷新してきたアーティストたちの、今の時代を映す31曲が物語を鮮やかに彩ります。
このたび公開された日本語字幕付き海外予告は、父と娘の会話や、息子を厳しくしつける父親の様子、教会やダイナーのシーンなどありふれた家族の日常が、フランク・オーシャンのエモーショナルな楽曲「Godspeed」にあわせて展開されていきます。時折、ヴィヴィットな色彩が印象的に挟み込まれ、斬新な映像の美しさが際立つ場面もあり、波のように絶え間なく人生に押し寄せる喜びと悲しみ。どんなに深い傷も、いつか希望という波が洗い流してくれる。消えることがないと思っていた悲しみも、いつの日か愛により癒されていく。そんな祈りに満ちたメッセージが見る者を深い感動の渦で包み込む映像となっています。
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