昨年6月、ヴァン・クライバーン・コンクールで優勝を飾り、日本中に一大旋風を巻き起こしたピアニスト、
辻井伸行。コンクール後、初となる待望の新録音アルバム
『マイ・フェイヴァリット・ショパン』(AVCL-25489 税込3,000円)が3月24日にリリースされることになりました!
ショパンが大好きという辻井が、生誕200年のアニヴァーサリーに贈るオール・ショパン・アルバムです。
レコーディングはベルリンの名高いテルデックス・スタジオにて行なわれました。世界の一流ピアニストたちと仕事をしてきたレコーディング・プロデューサーのフリーデマン・エンゲルブレヒトは、次のように語っています。
「辻井の技術的な完成度や安定度は非常に高いレベルにある。高度なコントロールを求められる長いパッセージを繰り返し完璧に弾けるのには、率直に言って驚かされる。しかし、それ以上に素晴らしいのは、彼が新しいテクニックやアイディアに対して常にオープンであり、それらをごく短い間に吸収して、自分のものにしてしまうことだ。世界のトップクラスのピアニストの中でも、この資質を持っている人は決して多くない。彼は本当に素晴らしい」
収録されたのは、ノクターン2曲をはじめ、「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」「幻想曲」といった、ショパンのピアノ曲の魅力を存分に味わえる曲ばかり。
コンクールを経て、世界の大舞台へと活動の場を広げた辻井の成長を、ぜひ確かめてみてください!
※3月24日発売
辻井伸行
『マイ・フェイヴァリット・ショパン』(AVCL-25489 税込3,000円)
[収録曲]
01. ノクターン第7番 嬰ハ短調op.27-1
02. ノクターン第8番 変ニ長調op.27-2
03. アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調op.22
04. 4つのマズルカop.24(第14番ト長調、第15番ハ長調、第16番 変イ長調、第17番 変ロ短調)
05. 幻想曲ヘ短調op.49
06. バラード第1番ト短調op.23
[演奏]
辻井伸行(p)
[録音]
2010年1月11〜13日 ベルリン テルデックス・スタジオ