“生音”にこだわり、音響装置を使わないライヴを全国各地で年間80本以上開催する2ヴァイオリン + ピアノのプラグレス・インストゥルメンタル・ユニット、
TSUKEMEN。2014年3月に初のヨーロッパ公演を行なった際にはドイツにて名門
シュトゥットガルト室内管弦楽団と共演を果たし、その模様を収めた第5弾アルバム
『ACROSS TSUKEMEN スペシャル・ライヴ・イン・シュトゥットガルト』(KIZC-257〜8 3,500円 + 税)を6月25日(水)にリリースしました。そしてさる10月1日(水)には東京・サントリーホールにて同室内管弦楽団との再共演が実現し、会場を大いに沸かせました。
さっそくサンニュースによるレポートが到着したので、ご紹介します。
■
TSUKEMENがドイツの名門オーケストラ、シュトゥットガルト室内管弦楽団と日本で再共演 結成して5年目を迎える音楽大学出身の男性3人によるプラグレス・インストゥルメンタル・ユニット、TSUKEMEN(ツケメン)=TAIRIKU(ヴァイオリン、30)、SUGURU(ピアノ、28)、KENTA(ヴァイオリン、29)が1日、東京・赤坂のサントリーホールで“TSUKEMEN×シュトゥットガルト室内管弦楽団 Special Live”と銘打ったコンサートを開いた。
これは、彼らが今年3月に初のヨーロッパ公演をクラシック音楽の本場のドイツで行い、同国の名門、シュトゥットガルト室内管弦楽団と初共演。そのライブの模様を音と映像に収めた第5弾アルバム『ACROSS TSUKEMEN スペシャル・ライヴ・イン・シュトゥットガルト』(CD + DVD 3,500円 + 税)をキングレコードから6月25日(水)に発売し、好セールスを記録しているなかで今回、日本での再共演が実現したもの。
この日は、シュトゥットガルト室内管弦楽団と共演による全国3ヵ所(10月3日に大阪・フェスティバルホール、同5日に長野・まつもと市民芸術館主ホールで開催)でのスペシャル・ライヴの初日で、クラシック音楽の殿堂・サントリーホールに大勢の熱狂的ファンが詰めかけるなか、2部構成で、第1部は、シュトゥットガルト室内管弦楽団が
バッハ作曲「ブランデンブルグ協奏曲3番」などクラシックの名曲を全3曲演奏。
続く2部は、TSUKEMENのメンバー3人が1人ずつ客席後ろから登場し、ステージに上がってモンティ作曲「チャルダーシュ」と
チック・コリア作曲「スペイン」の2曲を演奏した後、TAIRIKUが「今日はお忙しいなか、お集まりいただいてありがとうございます。今日は、ドイツで超名門のすてきなオーケストラ、シュトゥットガルト室内管弦楽団の皆さんと僕たちとのコンサートということで、1部は極上の響きをお楽しみいただけたのではないかなと思います。2部は、シュトゥットガルト室内管弦楽団の皆さんとのコラボレーションで僕たちのオリジナル曲を一緒に演奏させていただきます」と笑顔であいさつ。
共演コーナーでは、5枚目のニュー・アルバム『ACROSS』の収録曲のなかからTAIRIKU作曲「不知火」、KENTA作曲「ひかり」、SUGURU作曲「たんぽぽ」など、アンコールを含む全7曲を披露。静かでロマンチックな作品から心が浮き立つような陽気な作品まで彼らならではのオリジナリティーあふれる曲の数々を名門オーケストラとの見事な共演で最後までファンたちを存分に楽しませた。
(写真: 川合 泉)