ニュース

U2、ベスト・ソング40曲を新たに録音したニュー・アルバム『ソングス・オブ・サレンダー』を発表

U2   2023/01/12 12:25掲載
はてなブックマークに追加
U2、ベスト・ソング40曲を新たに録音したニュー・アルバム『ソングス・オブ・サレンダー』を発表
 U2が、40年を超えるキャリアを通して発表してきた楽曲から、40曲を新たに録音して収めるニュー・アルバム『ソングス・オブ・サレンダー』を3月17日(金)に発表します。あわせて、アルバムからの1stシングル「プライド」(オリジナル・ヴァージョンは1984年作『焔(ほのお)』に収録)が1月12日(木)にリリースされ、新録音の「ビューティフル・デイ」とともに映像でバンドのキャリアを追ったアルバム・トレーラーが公開中です。

 本アルバムには、「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」「ワン」「サンデイ・ブラッディ・サンデイ」「ホエア・ザ・ストリーツ・ハヴ・ノー・ネーム(約束の地)」など世界中で大ヒットした代表曲の数々を、新たなアレンジと曲によっては書き換えられた歌詞で収録。40曲は、4人のメンバー各自の名義で4枚のアルバムにまとめられ、CDまたはLP4枚組ボックスセットでリリースされます。

 アルバムのプロデュースと編集を担当したバンドのギタリスト、ジ・エッジは、このアルバムについて以下のように語っています。「音楽はタイムトラベルを可能にする。そこでこれらの曲を現代に持ち帰り、21世紀風に再構想したなら、どんな恩恵がもたらされるのか否か、それを知りたいと僕らは思い始めたのだ。最初は一種の実験として始まった試みだったが、初期のU2の楽曲の多くが新たな解釈によって生まれ変わるうちに、気づけば僕らは夢中になっていた。ポストパンクの衝動は親密さにとって代わり、新たなテンポ、新たなキー、場合によっては新たなコードが試され、新たな歌詞が施された。本当に素晴らしい曲というのは、容易に破壊されないのかもしれない。どの曲を再訪するかの選択は、まずデモを何度も作ることから始まった。僕が考えたのは、必要最小限以外のすべてを取り除いた時、それがいかに楽曲として成立するかだ。また、元々ライヴで演奏されることを想定して書かれた曲が多いので、親近感があるものにすることも大きな目的の一つだった。そうやって録音された曲のスケッチをプロデューサーのボブ・エズリンと一緒に聴き直したところ、そのままでうまくいくと思えるものと、もっと工夫が必要なものはすぐに明らかになった。そこで全員が思ったこと。それは“少ないほど豊かである”ということだ」「曲同士が互いに作用を及ぼすのを聴きながら、4枚分の曲順を決めていくのはじつにわくわくする作業だった。あっと驚かれるような曲と曲の並びを見つけるのは、ちょっとしたDJ気分だった。明確な違いを持つ4枚のアルバムが出来上がったなら、それぞれにおけるリーダー的楽曲がどれになるのかはおのずとあきらかだったよ」

 『ソングス・オブ・サレンダー』の日本盤は、40曲入りのCD4枚組ボックスセット(ナンバリング入り完全生産限定盤)、40曲のうち20曲を収録した初回限定デラックス盤、同様に17曲を収録した通常盤(日本盤ボーナス・トラック1曲収録)の3形態で発売。また、輸入盤の4LPボックスセット(ナンバリング入り完全生産限定盤)、LP、カセット、デジタル配信でもリリースされます。





ユニバーサル ミュージック
universal-music.co.jp/u2
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015