世界的なピアニスト、
内田光子が2008年から取り組んできた
モーツァルトのピアノ協奏曲再録音シリーズ。その第5弾にして最終回となる最新録音
『モーツァルト: ピアノ協奏曲第17番・第25番』(UCCD-1434 2,600円 + 税)が10月5日(水)に日本先行発売。
名門
クリーヴランド管弦楽団を自ら指揮し、録音してきたモーツァルトのピアノ協奏曲再録音シリーズは、モーツァルト弾きとして内田の存在をあらためて世界に知らしめるきっかけとなりました。今回収録されたのは第17番と第25番の2曲。第17番は美しさが際立つ名作、第25番はピアノ協奏曲のなかでも華麗で雄大な作風が特徴です。なお、内田はこのモーツァルトのピアノ協奏曲再録音シリーズ第1弾の
『ピアノ協奏曲第23番・第24番』で、2011年の第53回グラミー賞で“最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏”を受賞しています。
10月末から行われる日本公演では、この2曲を演奏する予定の内田。1985年から91年にかけて
ジェフリー・テイト指揮
イギリス室内管弦楽団と録音したモーツァルトのピアノ協奏曲集も、来日を記念して初めてSHM-CD化され、
『モーツァルト: ピアノ協奏曲集 他』(UCCD-9970 10,000円 + 税)として再発売されます。