ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の自主レーベル“ベルリン・フィル・レコーディングス”より、
サー・サイモン・ラトル(Sir Simon Rattle)指揮ベルリン・フィル&
内田光子(p)による
ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集『
ベートーヴェン: ピアノ協奏曲(全曲)』(KKC-9372〜6 10,000円 + 税)が11月20日(火)に発売されます。
本作は、2010年2月に行なわれたベートーヴェンのピアノ協奏曲ツィクルスを収めたもの。4回にわけて行なわれた演奏会では、
シベリウスの交響曲や
リゲティ、クルタークといった興味深い曲目が組み合わされていました。
ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)時代以来、首席指揮者がお気に入りのピアニストを起用してベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を演奏しているベルリン・フィル。カラヤンは
アレクシス・ワイセンベルク(Alexis Weissenberg)、
クラウディオ・アバド(Claudio Abbado)は
マウリツィオ・ポリーニ(Maurizio Pollini)と共に取り上げ、録音もしています。
内田は、ラトルがベルリン・フィルの首席指揮者を務めていた16年間でおよそ30公演を共演。この共演回数は他のソリストと比べても多く、本作はその成果が結実した、ベルリン・フィルが内田へ捧げるオマージュでもあるアルバムです。
本作には、CD3枚とハイレゾ音声(48kHz / 24bit)が収録されたブルーレイ1枚、演奏会映像とインタビュー映像が収録されたBlu-ray1枚、さらにハイレゾ音声がダウンロードできるコードと、デジタル・コンサート・ホールの7日間無料視聴チケットが含まれています。日本限定初回特典として、内田&ラトルの生写真も封入。