“映画をもっと自由に”をモットーとした映画実験レーベル「Cinema Lab」の1本として、
上田慎一郎監督の最新作「ポプラン」の製作が決定しています。
本作で監督を務める上田は、2018年に公開した『
カメラを止めるな!』が公開後、東京・新宿K's cinemaで連日満席となり“札止め満員”記録を更新。その後、全国350館以上で公開となり興行収入31億円を突破した映画業界の最注目人物。また、本作にて田上達也役の主演に「メランコリック」で主演を務めた気鋭の俳優であり、映画プロデューサーでもある
皆川暢二が抜擢されています。
「メランコリック」は〈第31回東京国際映画祭〉日本映画スプラッシュ部門で監督賞、さらに前年に『カメラを止めるな!』が観客賞2位“The Silver Mulberry Award”を受賞した〈ウディネファーイースト映画祭〉で新人監督作品賞に選出され、一部では第2の“カメ止め”とも評されて話題となっています。
日本映画の未来を背負う上田と皆川の2人が初のタッグを組む本作。「ポプラン」という謎めいた響きのタイトルが何を指すのか。最新情報は上田慎一郎監督のTwitterにてご確認ください。
[コメント]映画実験レーベル「シネマラボ」。錚々たる巨匠達の中に混ぜて頂き、参加できる事を光栄に思います。
本作は9年前に着想を得てから、ずっと温めてきたものです。自分の企画ストックの中でも一番の問題作で、今まで中々実現に至りませんでした。内容が発表されたら「なんじゃそりゃ!?」と驚かれると思います。そんな問題作にGOを出してくれたシネマラボの皆さんの勇気と寛容に感謝しています。
主演の皆川暢二さんとがっつり肩を組んで、日々、共に悩み、迷い、もがきながら「まだどこにもないエンターテイメント」を追いかけてジタバタしています。
「ポプラン」とは一体なんなのか?妄想を膨らませてお待ち下さい!――上田慎一郎監督まず今回、クリエイター第一主義という理念を掲げて設立されたシネマラボには、純粋に凄いと思いました。そしてそんなシネマラボの中で、「ポプラン」という作品はシネマラボの理念を象徴するような作品になるのではないのかと感じています。
上田監督とは今回関わらせて頂く以前は作品、SNS上を通してでしか存じあげなかったのですが、そこから上田監督の考えと行動に対して勝手にシンパシーを感じていました。笑
そんな上田監督とご一緒にできることは非常にワクワクしています!
主演としてベストな作品にできるように貢献することはもちろんなのですが、上田監督、キャスト、スタッフの皆さんと一緒に作りあげるという過程も大事にしたいと思います。全力でこの作品に向き合いたいと思います。――皆川暢二