最新アルバム
『ALIVE』を引っさげ、
アンソニー・ジャクソン(contrabass guitar)、
サイモン・フィリップス(ds)との“上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト”としてツアー真っ最中の
上原ひろみ。12月5日(金)、6日(土)、7日(日)には、東京国際フォーラム・ホールAで3デイズ公演を開催しました。
チケットは3日間ともすべてソールドアウト(計15,000人を動員)となったこの公演。湧き上る観客の大声援の中、ステージに現れた3人は、新作からのナンバーを2曲続けてプレイ。
MCでは、「今年はこのトリオで、北はデンマークから南はアルゼンチンまでツアーしてきました。今日もこの日この瞬間しか生み出せない、音楽を探す旅に出かけましょう」と挨拶、さらに強固なものとなったトリオのコンビネーションは、観客を終始圧倒。また、ソロ・ピアノでの「ファイヤーフライ」では繊細で叙情的な演奏が描かれ、多くの観客の涙を誘う。
「どうか観客の皆さんもシートベルトをお締め下さい」というジョークの後で演奏されたアルバム・タイトル曲「ALIVE」では、スリリングかつ怒涛のパフォーマンスを披露。2時間45分に及んだライヴが終わるや観客は総立ちとなり、トリオに喝采をおくりました。
「ステージこそが私たちの生きている証し」と語るように、このトリオでライヴが出来る歓びをかみしめながら演奏する3人、日本ツアーは12月21日(日)の大阪公演まで続くとのこと。また、上原ひろみは12月20日(土)に放送される、日本テレビ系『嵐にしやがれ〜クリスマス・スペシャル』へのゲスト出演が決定しています。
(撮影 / 広瀬 誠)