ピアニストの
上原ひろみが、
新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサート・マスターである
西江辰郎を中心とするストリング・カルテットとの新プロジェクト「上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット」による初のアルバム『シルヴァー・ライニング・スイート』を9月8日(水)に発表します。YouTubeで公開されているアルバムの予告編では、今年4月末に都内で行なわれたレコーディングの模様を見ることができます。
上原は2020年8月より、コロナ渦で苦境にあるライヴ業界の救済を目的に、ブルーノート東京にてライヴ・シリーズ〈SAVE LIVE MUSIC〉を展開しており、ストリング・カルテットとの新プロジェクトは、そのシリーズの一環で年末年始にお披露目ライヴを開催。詰めかけた観客から絶賛されました。
アルバム収録曲はすべて上原の作編曲。2020年のコロナ禍の自粛期間中に書き下ろした4パートからなる組曲「シルヴァー・ライニング・スイート」をはじめ、自身のSNS企画「One Minute Portrait」で発表した楽曲(「サムデイ」「ジャンプスタート」「リベラ・デル・ドゥエロ」)、そして過去のオリジナル曲(「11:49PM」)をこのプロジェクトのために新たに編曲して収録しています。また、初回限定盤のボーナスCDには、2020年9月にブルーノート東京で行なわれたソロ公演〈ソロ・ピアノ・ライヴ・アット・ブルーノート東京 2020〉の模様が収録されます。
8月22日(日)にフジロックフェスティバル'21に出演することがすでに発表されている上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテットは、アルバム発売後の11月〜12月にかけて全国ツアー〈上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット JAPAN TOUR 2021 “SILVER LINING SUITE”〉を開催します
©Mari Amita