三味線奏者 / 俗曲師の
うめ吉が、江戸小唄集『
ほろよい小唄』を11月13日(水)に発売しています。
落語の世界“寄席”で育った異色の日本髪アーティスト・うめ吉が今までにリリースしたアルバムは、脅威の19枚。そのスタイルはサブカル全盛時代の昨今、独自のテイストで伝統路線を貫き、見るものに強烈なアンチテーゼを放っています。
10代の終わりに突然和の文化に目覚めたうめ吉は、毎日着物を着られて、話芸に浸れる職業である三味線弾きを目指し、落語界の下座、お囃子の世界に飛び込み下積み時代を送ることに。
大正生まれの寄席芸人、根っからの叩き上げ、檜山さくらに弟子入り。師匠の薦めにより俗曲師“桧山うめ吉”が誕生。同時に長唄、三味線の基礎を杵屋一志郎に、日舞を林流・林元之に師事。小唄を明治生まれの小唄界第一人者・千紫千恵に師事。
本アルバムは江戸小唄の短くも粋な唄の世界をうめ吉独自のほんのりと艶のあるテイストで描いた、ほろよい気分で楽しめるものとなっています。
また、同日11月13日に、桧山うめ吉監修の『
定番!寄席囃子集』も発売。こちらも是非チェックしてください。