現在における“スクリーモ”の原点と言うべき音楽性を作りあげながらも独自の深化を続け、もはや孤高の存在となった感のある米フロリダはタンパのクリスチャン・ポスト・ハードコア・バンド、UNDEROATH(アンダーオース)。2008年の『Lost In The Sound of Separation』より約2年ぶりとなるニュー・アルバム『φ(Disambiguation)』(写真)をリリース! 国内盤(RRCY-21383 税込2,548円)が12月8日に発売となります。
今や伝説のTakehold recordsでの活動を経て、OVERCOME、STRONGARM、ZAO(ゼイオー)に続くTooth & Nail / Solid State recordsの看板バンドとして活躍してきたUNDEROATH。初期はブラックメタル・フレイヴァの音楽性を披露していたものの、フロリダ・ニュースクール・ハードコアならではの叙情的なメロディ、クリーンとスクリームを使い分けるヴォーカル、エレクトロニクス使いと浮遊感溢れるサウンドスケイプを打ち出したスタイルを2000年代初頭に完成。それが“スクリーモ”をはじめとする現在のラウド・ミュージックに与えた影響は計り知れません。そんな彼らは作を重ねる度に進化を遂げ、王道ロックにも通ずるダイナミックな音楽性を獲得。ZAO同様、他の追随を許さない唯一無比の存在感を放つバンドへと成長を遂げました。
[収録曲] 01. In Division 02. Catch Myself Catching Myself 03. Paper Lung 04. Illuminator 05. Driftwood 06. A Divine Eradication 07. Who Will Guard The Guardians 08. Reversal 09. Vacant Mouth 10. My Deteriorating Incline 11. In Completion