ポストハードコア、オルタナティヴ、パンク、ノイズ、マスロック、アヴァンギャルド、ポストロックらを飲み込んだ、グランジ以降のUS北西部が産んだ最良の成果の一つ、アンワウンド(Unwound)の実に27年ぶりとなる日本ツアーが決定。2022年の再結成以降では初来日となり、5月7日(水)東京公演を皮切りに、京都、名古屋、松本そして東京に戻る、全国4ヵ所5公演を巡ります。
アンワウンドは、1991年ワシントン州タムウォーターにてJustin Trosper(Vo,G)、Vern Rumsey(b)らにより結成。1992年Sara Lund(ds)の加入により不動のトリオが完成し、オリンピアの名門「Kill Rock Stars」の大看板として、2002年の解散までに6枚のフル・アルバムを発表。活動時はもとより解散後も影響力を増し続け、2010年代に入ってからのNumero Groupによる一連のアーカイヴ・リリースによって更に拡大。2022年7月、Justin、Saraに加え、2020年に急逝したVernに替わりかつての盟友
カープのメンバーであり
メルヴィンズにも在籍したJared Warren(b)、Justin&Sara両名によるグループ“Nocturnal Habits”のメンバーであったScott Seckington(g)というラインナップでの再結成を発表し大きな話題となりました。
今回のツアーは、再結成以来初めて、実に27年ぶり通算2回目の来日。27年前に共演経験ありのKIRIHITOをはじめ、
FLUID、
シラオカ、
麓健一、
MASS OF THE FERMENTING DREGSと各地のゲスト陣も大充実。日程は、5月7日(水)東京 FEVER(ゲスト:KIRIHITO)、5月9日(金)京都 UrBANGUILD(ゲスト:FLUID)、5月10日(土)愛知・名古屋 TOKUZO(ゲスト:シラオカ)、5月11日(日)長野・松本 Give me little more(ゲスト:麓健一)、そして5月12日(月)の最終公演は東京 FEVERに戻り、ゲストにMASS OF THE FERMENTING DREGSを迎えて開催されます。
東京での2公演は、初日が2024年に発売30周年を迎えた2ndアルバム『New Plastic Ideas』、最終日が2025年で発売30周年の3rdアルバム『The Future Of What』をそれぞれフィーチャーした内容が予定されています。
なお、主催は東京のレーベル「7e.p.」ということで、恒例の全公演学生1,000円割引が実施されます。詳細は、「7e.p.」のホームページをご確認ください。
©Daniel-Bergeron