原作が『週刊少年ジャンプ』で連載中、単行本も累計700万部を突破している人気アニメ「バクマン。」にて、VAMPSのHYDEが本人役として初の声優に挑戦！　公開アフレコを行ないました。

　VAMPSは、HYDE（L'Arc〜en〜Ciel）と、K.A.Z（Oblivion Dust）がタッグを組んだ世界規模で活動するロック・ユニットで、今年、代名詞となっている各地滞在型ライヴを実施しつつ、ワールド・ツアーを初敢行。全世界各地で大旋風を巻き起こしました。

　そんなVAMPSのHYDEが今回、アニメの世界にも登場！ この発表があるまでに、実はいろいろな仕掛けが繰り広げられていたとのこと。今回のコラボレーションは、「バクマン。」のキャラクターであるKOOGY（コージィー）が原作中で身に着けているアクセや手にしているギターが“VAMPSのモノではないか？”という話題が一部で起こっていたことが発端。そこから、今回の一連の企画がスタートしました。

　アニメ「バクマン。」の中で挿入歌として使用されている楽曲、KOOGY役の声優・森久保祥太郎が歌う「GET UP」は、実はVAMPSの楽曲である「GET UP」の日本語ヴァージョン。その曲はアーティスト、KOOGYの「GET UP」として配信中です。

　初声優の感想を聞かれたHYDEは「緊張したね。でも声優はキャラクターに“命を吹き込む”作業だと感じた。こんな制作作業に参加出来て光栄」と楽しんでいた様子。また、KOOGY役の声優・森久保が歌い、番組でも使用されている 「GET UP」の感想については、「最初は“大丈夫？”と思っていたけど、出来上がってきた歌を聞いて“お、うまいじゃん”と。プロデューサーとしてはつまんなかった（笑）」と絶賛。 今回収録したHYDEが登場するアニメ「バクマン。」の放送日はいまのところ未定です。




　さらに日本語詞ヴァージョンの「GET UP」をVAMPSが新たに制作したものが12月15日発売のVAMPSのニュー・シングル「MEMORIES」に「GET UP -JAPANESE Ver.-」として収録されています。今後のVAMPSのライヴ活動などは未定となっていますが、HYDEは「しばらく水面下の動きになるけど、再始動するときにすごいパワーでスタートするように準備しているから楽しみにしてて」とのこと。