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ヴァン・モリソン、全曲書き下ろしの新作『Remembering Now』を発表

ヴァン・モリソン   2025/02/28 12:20掲載
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ヴァン・モリソン、全曲書き下ろしの新作『Remembering Now』を発表
 ヴァン・モリソン(Van Morrison)が、全曲書き下ろしのオリジナル楽曲で構成されたアルバムとしては『What's It Gonna Take?』(2022年)以来となる新作『Remembering Now』を6月13日(金)に発表します。全14曲収録のアルバムから、ケネス・ブラナー監督の映画『ベルファスト』(2021年)に使用された「Down To Joy」が公開中です。

 『Remembering Now』で、モリソンは唯一無二の超越的な音楽スタイルに回帰。ソウル、ジャズ、ブルース、フォーク、カントリーといったさまざまなジャンルと対話しながらも、どれにも縛られることのない自由な作品となっています。彼の代表的なスタイルが色濃く反映されており、名曲「Someone Like You」の精神を受け継ぐ愛のテーマ(「Once In A Lifetime Feelings」のロマンティックな逃避や、「The Only Love I Ever Need Is Yours」の自己批判的な率直さが描かれており、タイトル曲「Remembering Now」や「Stomping Ground」では彼の青春時代の場所に言及、「When the Rains Came」は名曲「Brown Eyed Girl」の歌詞を彷彿とさせます。

 アルバム全体の雰囲気を象徴する華やかなオープニング曲「Down To Joy」から、力強く楽観的な「Haven’t Lost My Sense of Wonder」まで、ヴァン・モリソンの歌声、ギター、サックスは変わらぬ魅力を放っています。バンド・メンバーはリチャード・ダン(ハモンドオルガン)、スチュアート・マッキロイ(p)、ピート・ハーレー(b)、コリン・グリフィン(ds&perc)。彼らはモリソンの2019年作『Three Chords and the Truth』以来、モリソンをサポートしています。

 上記のバンド・メンバーに加え、ストリングスのアレンジと指揮は『Avalon Sunset』(1989年)から付き合いがあり、ポール・マッカートニーエルヴィス・コステロとも仕事をしているフィアクラ・トレンチが担当。ストリングスの演奏は、ジョアンヌ・クイグリー率いるFews Ensembleです。

 さらに、Agape International Spiritual Centerの創設者マイケル・ベックウィズ、作詞家ドン・ブラック(エンニオ・モリコーネジョン・バリークインシー・ジョーンズとの仕事で知られる)、そして著名なフォーク・シンガーのセス・レイクマンも参加しています。



ヴァン・モリソン official site
www.vanmorrison.com
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