9月7日〜9月9日までの3日間にわたって、上海万博の日本館のイベントスペースで全国商工会連合会が主催する経済産業省傘下のイベント「地域力宣言2010in上海」に出演した
バニラビーンズ。現地からのレポートによると、イベントは大盛況のうちに終了! 北欧からやってきたという事実(?)はさておき、日本代表として全体的に“和”を意識したさまざまな演出を行ない、地元の上海っ子から大喝采を浴びました!
バニビといえば、作品ごとに変わる目を引く衣装……ではなく私服の数々も有名。今回のイベントでは、上海万博用にあつらえたスペシャルな衣装風の私服(国旗の日の丸を模して作られた赤×白のカラーリングが美しいAラインのワンピース!)を着用。和のテイストとレトロフューチャー感がミックスされたこの衣装風の私服は、ミス・ユニバースの衣装制作などで著名な、日本独自に服飾表現にこだわり続ける東京発のストリート・ブランド「義志」の女性ライン「小萩」から提供されたものとか!
目を引く衣装風の私服を着た、清楚でイノセンスな雰囲気を持つ大和撫子がクオリティの高い楽曲をパフォーマンス……そんな噂はあっという間に広まり、バニビのパフォーマンスの時間になると会場は黒ヤマの人だかり! ステージでは、9月22日に発売されるバニラビーンズのベスト・アルバム
『VaniBest』にも収録されるお馴染みの「ニコラ」「東京は夜の七時」に加えて、「百人一首〜君がためVer.」「百人一首〜有明のVer.」を披露し、百人一首の2曲では上海のみの特別な演出として、初めて扇子を使った振り付けも飛び出す!
9割方のMCを北京語で行った2人。はじめは観客とのコミュニケーションのとり方に苦労してないたようですが、「一緒に踊ってください!」「好!(こんにちは!)」の挨拶で客席とコール&レスポンス、会場を沸かせていたとのこと。
なお、このイベントは撮影フリーだったこともあり、観客は2人の姿をなんとかカメラに収めようと必死! 会場内では女の子たちから片言の日本語で「カワイイ!」と黄色い声援が飛んだり、ステージ後には毎回多くの観客にサインを求められ、またイベント会場でアルバイトとして働く日本の浴衣を着た中国人の女性スタッフの子たちほぼ全員から記念撮影をせがまれる……などなど大人気!
毎日3ステージを行なう忙しいスケジュールを過ごしたバニビの2人、休憩中、リサはアジアのパビリオン巡り(3日間で10館以上のパビリオンを制覇! なぜか公式グッズ売り場の中央に飾られた金の延棒に興味津々)、同じステージに日本けん玉協会・関西総支部長の矢野博幸氏と全日本けん玉道パフォーマンス大賞初代チャンピオンのHidenori氏がいたこともあり、レナはけん玉に夢中(最終日には楽屋での検定試験に挑戦し、見事4級を獲得!)と、対照的な姿だった模様です。
そんなバニビのベスト『VaniBest』は9月22日に発売。帰国後の2人は休む間もなく、プロモーションやライヴに奮闘中! つい先頃、オフィシャル・サイト(
http://www.flowerlabel.jp/vanillabeans/)ではインストア・イベントの実施店舗、日程、時間が発表されましたが、内容はまだ未定とのこと。透明トラック、ビンタ、ハグときて次は一体何をするのか……。お楽しみに!