英国裏鋼鉄大将、
ヴェノム(VENOM)が前作
『メタル・ブラック
』(写真)から約2年ぶりとなるニュー・アルバムをリリース!毎回直球勝負のタイトルで攻めるヴェノムですが、新作のタイトルはずばり
『Hell』! 5月26日、ユニヴァーサル傘下の英Sanctuary recordsよりリリースです。日本盤リリースはいまのところ未定。
本作でのラインナップは、御大クロノス(Conrad "Cronos" Lant、b,vo)、アントン(Antony "Antton" Lant、ds)とここ数年の固定コンビに加え、脱退してしまった
カーカス(CARCASS)や
カテドラル(CATHEDRAL)でもプレイしていた名ギタリスト、マイケル・ヒッキー(Mike "Mykvs" Hickey)の後釜として新人ギタリストRageなる人物を起用。アントンの友人で、
スレイヤー(SLAYER)のコピー・バンドでプレイしていたんだとか。前作よりも硬質なスラッシュ・メタル度が増した楽曲となっているのはスレイヤー譲りなのかもしれません。とはいえ、ヴェノムらしいノリノリなロックンロール・テイストも満載ですので、古くからのファンも安心。新曲はオフィシャル・サイトにて試聴可能となっていますので、ぜひチェックを!
2006年は“THRASH DOMINATION 06”での再来日が予定されていながらも、クロノスの病欠でキャンセルとなり、日本のファンをがっかりさせてしまったヴェノム。新作を引っさげての名誉挽回!となるといいですね。