9月18日(土)、
ヴィドールのライヴ<Vidoll Reset>東京公演が新木場Studio Coastにて開催! ヴォーカルのジュイが喉の治療に専念するため、この日のライヴで活動休止を発表しているヴィドール。先立って行なわれた名古屋・大阪公演に続き、この日も活動休止前の彼らを目撃するべく、約2,000名近いファンが会場に集結!
ライヴは15日に発売されたばかりのシングル
「Crescent gazer」に収録されたバラード「死兆線」でスタート。代表曲を中心に、タテノリのハードなものからじっくり聴かせるバラードまで、振り幅のある選曲で彼らの幅広い魅力を披露。
中盤では、ドラムのテロがキーボードを演奏し、ジュイと2人での「初雪」ピアノVer.を披露。ワンマンならではの演出で観客を引き込み、本編終盤では、映画『ゴスロリ処刑人』主題歌「ゴシカロイド改」をはじめとするアッパーなナンバーで会場を熱狂に巻き込み、大いに盛り上げました。計3回のアンコール中、2度目のアンコールでは「Crescent gazer」がファンへのメッセージとして演奏。続く「我輩ハ殺女成リ」で沸き起こった会場一体となった合唱は、バンドとファンの結びつきの強さを感じさせるものに。
これまでも本人のブログなどで、活動休止の理由については触れられてきましたが、この日最初のMCで「今日は終わりじゃないし、本当は手術したくないけど、(喉の不調を)抱えたまま続けてもみんなにも伝わってしまうだろうし、こういう決断をさせて頂きました」とジュイの口からリアルな言葉が語られ、この活動休止は苦渋の決断ながらも、決して後ろ向きなものはないことを改めて宣言。
精力的にライヴ活動を行なってきた彼らなだけに、活動休止は寂しい限りですが、ライヴの最後には「絶対戻ってくるから待ってろ。また次はもっといいものを見せるてあげる。俺の歌はこんなもんじゃないから。手術して、次は、もっともっといい歌を聴かせてあげるから」そう力強く言い切ってステージを後にしたジュイの言葉を信じ、一日も早い回復とバンドの再始動を待ちましょう。なお現在、来年初旬にベスト・アルバムをリリース予定とのこと。