500年以上の歴史を誇り、ウィーンの音楽大使として世界中の人々に親しまれる
ウィーン少年合唱団が、今年も4月下旬から6月中旬にかけて来日公演を開催。全曲目も発表されています。
イタリアの巨匠指揮者
アルトゥーロ・トスカニーニ(Arturo Toscanini)がそのコーラスを“天使の歌声”と評したことでも知られるウィーン少年合唱団は、1498年に創立。10歳から14歳の約100名のメンバーは、ウィーン北部のアウガルテン宮殿で全寮制の生活をし、合唱団にゆかりのある作曲家である
ハイドン、
モーツァルト、
シューベルト、
ブルックナーの名を冠した4つのグループに分かれて活動しています。
今年来日するのは、ジミー・チャン(Jimmy Chiang)がカペルマイスターを務め、日本人団員2名を含むハイドン組。予定されている曲目は、シューベルトの「夜うぐいす」や
ロッシーニの「猫の二重唱」、
久石 譲の「となりのトトロ」といった動物に関わる作品をセレクトしたAプログラム、
ウェルナーの「野ばら」や
J.シュトラウスII世の「美しく青きドナウ」といった同団ならではの伝統と歴史を感じさせる世界各国の名曲によるBプログラム、
鈴木優人が演奏するサントリーホールのオルガンと共に歌う特別プログラムが予定されています。
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