“ノルウェーの妖精”と称されるヴァイオリニストのヴィルデ・
フラング(Vilde Frang)が、最新アルバム『
バルトーク: ヴァイオリン協奏曲第1番、エネスコ: 弦楽八重奏曲』(WPCS-13793 2,800円 + 税)を9月19日(水)にリリース。
1986年ノルウェーに生まれ、12歳で
マリス・ヤンソンス(Mariss Jansons)指揮
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団にデビューしたフラング。
コーリャ・ブラッハー(Kolja Blacher)、アナ・チュマチェンコ(Ana Chumachenco)に師事し、
内田光子、
アンネ=ゾフィー・ムター(Anne-Sophie Mutter)の薫陶を受け、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団や
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団など、世界中の主要オーケストラと共演。室内楽奏者としても活動し、ザルツブルク、ヴェルビエ、ルツェルン、BBCプロムス、ラインガウ、ロッケンハウス、エネスコ、プラハの春などの著名音楽祭にたびたび出演しているほか、2016年の〈メクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭〉ではアーティスト・イン・レジデンスも務めています。
本作は、バルトークの死後に元恋人の遺品から発見されたヴァイオリン協奏曲第1番と、20世紀前半の三大ヴァイオリニストの一人でもあるエネスコが作曲した弦楽八重奏奏曲を収録。フラングの魅力である、透き通るような美しい音色と超絶技巧を存分に堪能できる内容です。