2008年のデビュー以来、ピュアでスウィートで爽快なローファイ・ガレージ・サウンド&キュートなルックスでセンセーションを巻き起こし、瞬く間にUSインディ・シーンの話題の中心となったNYブルックリンのガールズ・パンクトリオ、
Vivian Girls(ヴィヴィアン・ガールズ)。9月3日発売のアルバム
『エヴリシング・ゴーズ・ロング』で待望の日本デビューを果たす彼女たちが、なんと同じく9月に来日! 9月18〜21日の4日間、京都、名古屋、東京とジャパン・ツアーを行なうことが決定しました!
前作から1年ぶりにリリースされるのが、2ndアルバム『エヴリシング・ゴーズ・ロング』。6日間かけたという本作品のレコーディングは、すべてがアナログ機材というDistilleryスタジオで行なわれました。
ラモーンズ、60'sガールズ・グループ、サーフ・ロック、インディ・ポップといった前作と同じ影響下にありつつも、The Gun Clubや
ニール・ヤングの影響も加えたという。前作は見事なほどパンク・マナーに乗っ取った全10曲トータル22分だったのに対し、今作では2分台の曲が多くなり曲数も増え、ボーナス・トラックを含む全14曲、トータル約40分を収録。みずみずしく魅惑的なヴォーカル・ハーモニーと、甘く挑発的なギターのノイズ/フィードバック、そしてシンプルかつタイムレスなビートが深いリヴァーブの中で溶け合うサウンドには、
ジーザス&メリーチェインや
ヴァセリンズなど80年代中期のノイズ・ポップに通じる美学も感じ取れます。
たった2つか3つのコードと抜群のセンスの良さで作り上げてしまう、まっすぐでピュアなローファイ・ガレージ・サウンドは、彼女たちだけにしか鳴らせないもの。ニュー・アルバムの発売とともに、来日公演からも目が離せません!