2022年に釘屋玄(vo)、マツシマライズ(g)、城戸“ROSIE”ヒナコ(b)、鈴木壱歩(ds)により結成された若き4人組ロックンロール・バンド、
暴動クラブ(海外ではVoodoo Club)が、デジタル・シングル「Born to Kill」を7月12日(金)にリリース。
THE NEATBEATSのTakashi“Mr.PAN”Manabeプロデュースによるモノラル録音の本作は、動画サイトやアプリに支配され、SNSに振り回されている現代に斬りこむ爆裂ロックンロール・シングル。世界がWi-Fiという鎖で縛られ、人のことばかりを気にして、SNSで拾った情報をコピーしたように話す人間広告があふれ出し、結局WEB時代もテレビやラジオや街の看板の時代のように情報に翻弄されている――そんな時代へのアンチテーゼを、長い髪にメイクアップ、激しいビートに乗せて“全部捨て いま おれは ボーントゥキル”と歌っています。サビでは“狂わせて わかんない もう”と信じているロックンロールに問いかけ、流行に覆われた世の中のまやかしを探し出してブチ壊します。
カップリングではロックンロール・オリジネイター、
ボ・ディドリーの1950年代のシングル「ROAD RUNNER」を、英国のロックンロール・バンド、
プリティ・シングスの1965年のヴァージョンでカヴァー。時代なんかにつかまらないくらい激しく走っている暴動クラブにピッタリくる一曲です。
シングルのジャケットはベースの城戸“ROSIE”ヒナコによるデザインで、今はもう手にすることのない8センチCDがモチーフとなっています。
このシングルの2曲は、8月7日(水)にCDのみでリリースされる1stアルバム『
暴動クラブ』に収録。シングルは配信で、アルバムはCDオンリーという時代への挑戦ともいえるスタイルも暴動クラブらしいものになっています。
暴動クラブはアルバムを携えて8月28日(水)東京・渋谷SHIBUYA CLUB QUATTROにてワンマン・ライヴ〈暴動集会〉を開催。また、7月14日(日)には北海道で開催される野外フェス〈JOIN ALIVE 2024〉に出演。さらに11月9日(土)、10(日)に初の幕張メッセ(千葉)での開催となる〈気志團万博2024〉にWELCOM ACTとして出演することも決定しています。