ボストン交響楽団の準首席オーボエ奏者・
若尾圭介と、オーボエ界の重鎮モーリス・ブルグ(Maurice Bourgue)のジョイント・コンサートをレコーディングしたアルバム
『モーリス・ブルグ&若尾圭介 with フレンズ オーボエの世界〜オーボエ室内楽曲集〜』(WPCS-13449 2,600円 + 税)が5月25日(水)に発売。
1990年にボストン響(音楽監督:
小澤征爾)のオーディションに合格、その秋、同響の準首席オーボエ奏者に着任し、同時に
ボストン・ポップス・オーケストラの首席オーボエ奏者も兼任するなど、クラシック音楽界の第一線で活動を続けてきた若尾。本アルバムは、元
パリ管首席で、教育者としても高名なオーボエ界の重鎮ブルグと若尾が初の共演を果たしたコンサートの模様を収めています。
今回の共演は、もともと公私にわたり交流のあった若尾とブルグが、いつかボストンで2人の演奏会をしたいと意気投合し、2015年3月に実現したもの。プログラムは、レフラーや
サン=サーンス、
ブリテン、
ミヨーによる作品に加え、パリ在住の作曲家上林裕子による委嘱作品「2つのオーボエとピアノのための〈森を渡る声〉」も収められた充実の内容です。