クラリネットを演奏していた
渡辺貞夫が、高校卒業後に上京し、楽器をアルト・サックスに持ち替えて本格的な音楽活動を始めたのが1951年。それからの60周年を記念した3枚組DVD
『Sadao Watanabe 60th Anniversary Orchard Hall Two Nights Special』(PCBP-62060 税込み8,500円/DVD)が9月7日に発売になります。
ディスク1とディスク2に収められているのは、2001年と2010年に渋谷のBunkamuraオーチャードホールで行なわれたライヴの模様です。2001年の公演は、
ロベン・フォード(g)や
エイブラハム・ラボリエル(b)など当時発売したばかりのアルバム『マイ・ディア・ライフ』に参加していたミュージシャンたちとともにステージに登場。2010年の公演ではアメリカの人気フュージョン・バンドの
イエロージャケッツとNEW TIDE JAZZ ORCHESTRAを迎え、それぞれと共演しています。特典のディスク3には渡辺貞夫の音楽半生を追ったドキュメンタリーを収録しています。トータルの収録時間はなんと230分!
今後、ライヴはもちろん新作も予定されるなど、ジャズ・シーンの最前線を走り続ける渡辺貞夫にあらためて注目です!