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渡辺貞夫、音楽活動70周年を記念アニヴァーサリー公演を収めたライヴ盤をリリース

渡辺貞夫   2021/11/24 12:51掲載
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渡辺貞夫、音楽活動70周年を記念アニヴァーサリー公演を収めたライヴ盤をリリース
 1951年からプロとしてのキャリアをスタート、日本が誇るサックス・プレイヤーの渡辺貞夫が、70周年を迎える2021年の6月に東京・サントリーホールにて開催した〈渡辺貞夫 70周年記念コンサート JAZZ & BOSSA with STRINGS〉の模様を収めたライヴ・アルバム『Jazz & Bossa Live at Suntory Hall』を11月24日(水)に発売。

 ジャズ・スタンダードからブラジリアン・テイストなオリジナル曲まで、流麗なストリングス・アンサンブルとともに奏でた本公演は、2部構成 / 2時間にわたって演奏。渡辺貞夫カルテットに16人編成のストリングス・アンサンブルを加えた、ジャズ曲を中心とした第一部、ギターを加えたブラジリアン・テイストなレパートリーを披露した第二部で構成されました。本ライヴ盤は、その2日間のステージの中から厳選されたベスト・テイク全14曲を収録しています。また、当日ステージでは、日本有数の美しい響きのホールにて、“サックスの生の音を観客に楽しんで頂く”ため、サックス用PAマイクを使用することなく演奏が披露されており、本アルバムでも“渡辺貞夫の臨場感”が味わえるものとなっています。

 なお、12月4日(土)からは渡辺が敬愛するビッグ・バンドの創始者であり、作曲家、ピアニスト=デューク・エリントンのナンバーをビッグ・バンドで演奏する〈Salute to Duke Ellington / Sadao Watanabe Orchestra〉がスタート。アニヴァーサリー・イヤーを締めくくる本ツアーにも足を運んで頂きたいところです。詳細はオフィシャル・サイトをご確認ください。

 また、渡辺はNHKで放送中の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の劇中を彩るサウンド・トラックに参加。メイン・テーマ、二代目ヒロイン・るいのテーマなどを演奏しています。70周年を迎えても、創作意欲は尽きることはなく、積極的に演奏活動を続ける渡辺貞夫の今後に注目です。

[コメント]
音楽活動70年といっても特に実感はなくて、よくここまでこられたなという気持ちです。
ジャズが好き、演奏がしたい、その一心で、ただただ無我夢中でした。
世界中を旅する機会に恵まれて、色鮮やかな街を歩き、魅力的なリズムに胸を躍らせ、あたたかな人々とふれあうのは最高の喜びでした。

今こうして元気に生かされていること、大好きな演奏ができることに感謝して精進し続けます。

――渡辺貞夫



Salute to Duke Ellington / Sadao Watanabe Orchestra
12月4日(土)松本まつもと市民芸術館主ホール
12月5日(日)西宮市芸術文化センターKOBELCO大ホール
12月7日(火)大阪市ビルボードライブ大阪
12月8日(水)大阪市ビルボードライブ大阪
12月11日(土)横浜関内ホール
12月12日(日)東京Bunkamuraオーチャードホール (SHISEIDO presents Christmas Gift vol.28)
www.sadao.com/live
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