ミニマル・ポストクラシカルの作曲家 / ピアニストのGecko /
Wataru Satoが、新作『
After World』を4月14日(水)にリリース。
フル・アルバム『After World』は、パンデミックが起きた2020年4月に彼の自宅スタジオで録音されたデジタル・アルバム『Feel like April』以降、約1年ぶりに完成した作品。自ら演奏するピアノの旋律を軸にヴァイオリン・チェロを入れたトリオ編成で演奏された「Requiem」や「Forget Me Not」は、極限までシンプルな構成ながら、それぞれの楽器のアビリティを最大限に発揮するコード・メロディ・アンサンブルでシネマティックな世界を演出した今作の肝となるトラックです。「We Will Wander Forever」ではピアノと弦のメランコリックな旋律の交差、柔らかく跳ねるピッチカート、空気を含んだ豊潤な音の鳴りで、延々と繰り返される心の揺らぎが表現されています。
また、「Two Worlds」では、今作のヴァイオリニストAtow a Yuriと共にEala Labelを設立したアイルランドのシンガー・ソングライター、
サーシャ・ケイシーをフィーチャリングしています。Wataru Satoとケイシーの共同作曲、作詞はケイシーが、アレンジをWataru Satoが行ないリモートでの制作・録音が行なわれました。彼女のピュアな歌声に内包された、しなやかな強さと美しさは今作のファンタジー性とノスタルジアを最大限まで高めています。