来年3月に“JAZZ WEEK TOKYO at 東急シアターオーブ”出演のため来日する
ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)がニュー・アルバム
『ウィズアウト・ア・ネット』(TOCJ-90077 税込2,500円)を2月13日に発表します。
ウェイン・ショーターは60年代に
マイルス・デイヴィスのクィンテットに所属しながら、
『ジュジュ』、
『スピーク・ノー・イーヴル』といった名作をブルーノートから発表していましたが、本作は、彼にとってじつに43年ぶりとなるブルーノートからのニュー・アルバム。2001年に結成した
ダニーロ・ペレズ(p)、
ジョン・パティトゥッチ(b)、
ブライアン・ブレイド(ds)とのクァルテットとともに2011年に行なった、ヨーロッパ・ツアーのライヴ録音から自作曲を中心に収録しています。23分におよぶ「ペガサス」は
チック・コリアの近作に参加していた木管五重奏団のイマニ・ウインズとともに録音。ウェイン・ショーターの作曲で、マイルス・デイヴィスの『マイルス・スマイルズ』に収録の「オービッツ」と、
ウェザー・リポートの『プロセッション』に収録の「プラザ・リアル」という2曲も新たなヴァージョンで録音。映画通の彼らしく、アルバム・タイトルは
フレッド・アステアと
ジンジャー・ロジャースが初めてコンビを組んだ1933年のミュージカル映画『空中レヴュー時代』からアイディアを得たそうです。