今年75周年を迎えたニューヨークを拠点とするジャズの名門、ブルーノート・レーベル。新カタログ・シリーズの「ブルーノート・ザ・マスターワークス」が人気を呼んでいます。
「ブルーノート総選挙(人気投票)」によって選ばれた第1期に続いて、ブルーノート後期の作品(4200番台以降)の中から、国内初CD化を中心とした第2期25タイトルが1月22日に発売されました。驚くことに、このウルトラ・レアなアルバムたちが、サウンドスキャン・ジャパン調査のセールス・チャート(1月第4週 1月20日〜1月26日)の上位を独占。
1位に輝いたのはジャズ界のカリスマ、
ウェイン・ショーターが、1970年に録音した
『オデッセイ・オブ・イスカ』。
ウェザーリポート結成前年に完成させた壮大なアルバムです。長らく入手困難な状態が続き、中古市場では高値が付いていたため、27年ぶりとなる今回のCD復刻を心待ちにしていたジャズ・ファンも多かったのでは。
3位の
サム・リヴァース『ア・ニュー・コンセプション』、5位の
ブルー・ミッチェルの
『ブリング・イット・ホーム・トゥ・ミー』、6位の
エルヴィン・ジョーンズの
『ジェネシス』は、マニア待望の国内初CD化。続いて同じくレア盤25タイトルを2月26日(水)に発売。
このシリーズは、24ビット192kHZ最新リマスタリング、SHM-CD(高音質)による限定発売。3枚買うと1枚もらえる3対1キャンペーンも実施中。
80歳にして今なお現役で活躍するウェイン・ショーターは、今週開催された米グラミー賞でベスト・インプロヴァイズド・ジャズ・ソロを受賞。4月には来日公演も控えています。