コムアイが子猫“キイロ”役で出演するのみならず、
水曜日のカンパネラとして劇伴も担当している
犬童一心監督作品「
猫は抱くもの」が6月23日(土)より全国ロードショー。公開に先駆け、オリジナル・サウンドトラックの配信が6月22日(金)よりスタートします。
サウンドトラックには、コムアイが作詞と歌唱を担当した「キイロのうた」「マヨイガのうた」や、
ケンモチヒデフミ作曲のスコア、コムアイのヴォイスを使用した劇中の“効果音”などを収録。
フィッシュマンズや
クラムボンの諸作で知られ、水曜日のカンパネラのライヴPAでもある名エンジニア・zAkが音楽監督を務めています。なお、「キイロのうた」は6月27日(水)に発売を控える水曜日のカンパネラのニュー・アルバム『
ガラパゴス』にも収録。コムアイは初めての劇伴制作を「登場人物と観客が、それぞれの固執しているものをそっと手放せるように、と思って書きました。実際に作ってみて、音でこれからどうなるかを気付かれないよう、調整していくのが面白かった」と回想しています。
■2018年6月22日(金)発売
『猫は抱くもの(オリジナルサウンドトラック)』配信のみ 税込2,000円
[収録曲]
01. メインテーマ
02. ねこすて橋
03. 日常
04. 沙織の妄想
05. 本当にあった!
06. 僕が守らなきゃ
07. 僕は人間だよ
08. 沙織との出会い
09. あなたは猫です
10. 過去のトラウマ
11. お前たちは自由だ
12. キイロのうた
13. ごめんね
14. 沙織と良男
15. マヨイガのうた■
「猫は抱くもの」2018年6月23日(土)新宿ピカデリー / 角川シネマ有楽町ほか全国ロードショー
nekodaku.jp[あらすじ]
思った通りの自分になれなくて、いつしか投げやりな生き方に慣れてしまった沙織(沢尻エリカ)。元アイドルのアラサーで、今はスーパーで働く彼女が心を開くのは、こっそり飼っている、ロシアンブルーの猫・良男(吉沢亮)だけ。今日いちにちの出来事を、妄想を交えつつ良男に話して聞かせる沙織。沙織の心に寄り添ううち、良男は自分が沙織の人間の恋人で、彼女を守れるのは自分だけだと思い込んでしまう。そんなある日、沙織の前に“ゴッホ”と呼ばれる売れない画家・後藤保(峯田和伸)が現れ、良男は沙織の変化を目の当たりにする。ある晩、良男は月に誘われるように外の世界に飛び出し、迷子になってしまい…。ゴッホや、ゴッホを慕う猫・キイロ(コムアイ)、個性豊かな猫たちとの出逢いを通じて、1人と1匹は、自分らしく生きるすべを見つけていく。
うまくいかないことの輝き。置いてけぼりをくらっている時間の豊かさ……。灰色の日常がカラフルに輝きはじめる、心温まる物語。
監督: 犬童一心(「グーグーだって猫である」「ジョゼと虎と魚たち」)
脚本: 高田 亮(「そこのみにて光輝く」「オーバーフェンス」)
原作: 「猫は抱くもの」(大山淳子著 / キノブックス刊)
出演: 沢尻エリカ / 吉沢 亮 / 峯田和伸 / コムアイ(水曜日のカンパネラ) / 岩松 了
制作: ADKアーツ
企画・配給: キノフィルムズ©2018「猫は抱くもの」製作委員会