米シカゴのロック・バンド、ウィルコ(Wilco)は、6月28日(金)から30日(日)までの3日間、マサチューセッツ州ノースアダムズの美術館「MASS MoCA」でみずから主催の〈ソリッド・サウンド・フェスティバル〉開催にあわせ、全6曲からなる新EP『Hot Sun Cool Shroud』を発表しました。各音楽プラットフォームで配信中。CDとLPでの発売については後日発表されます。
ケイト・ル・ボンがプロデュースを手がけ、2023年のアルバム『カズン』の発表後、ウィルコのフロントマン、ジェフ・トゥイーディーはスタジオに戻り、アルバムの制作時に未完成だった作品にふたたび取り組みました。エンジニアリング・ミキサーのトム・シックとともに完成させた『Hot Sun Cool Shroud』は、『カズン』で愛されたサウンドを拡大し、反響させた作品集となっています。
トゥイーディーは「ソリッド・サウンドで何か新しいものをリリースするのは楽しいよ。日中の暑さのような、かなり暑い感じで始まり、少し煽動的なインストゥルメンタルがいくつか入っている。最後は涼しい風で終わる。『Hot Sun Cool Shroud』には、今までの曲よりもアグレッシブなトラックもある。愛について歌った曲もある。蝉の鳴き声も含めて、夏のすべてのピースが詰まっているよ」と語っています。