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柳楽優弥ら登壇、台湾で映画『最後の命』が公開

柳楽優弥   2015/05/01 15:16掲載
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柳楽優弥ら登壇、台湾で映画『最後の命』が公開
 芥川賞作家・中村文則の小説を、『まだ、人間』(2011年)で監督デビューを飾った新鋭・松本准平が実写映画化し、多くの絶賛の声が集まっている『最後の命』。5月13日にはDVD発売を控える本作、4月24日より台湾での公開もスタートしており、公開翌日となる25日には主演の柳楽優弥と松本監督が台湾を訪れ、学生を対象としたティーチインを実施。映画を見終えた学生たちから、熱意ある質疑が多数寄せられました。

 柳楽は、2013年『ゆるせない、逢いたい』公開時のキャンペーンに続いて2度目の来台。舞台挨拶には台湾で活躍中で本作にも出演した池端レイナがゲストとして登場し中国語で挨拶すると、柳楽も中国語で自己紹介。

 ティーチインでは作品の繊細さや重厚な内容についての意見が数多く挙げられ、その一方で柳楽に対しては本作のような難しい役どころについてどうアプローチしたのかなど、演じることに対する質問が寄せられました。また、続く記者会見では柳楽が好きな監督として台湾出身のアン・リー監督の名前を挙げ、5年以内の目標は?という質問に「アン・リーの作品に出たい」と語る場面も。上映終了後は柳楽にサインを求めるファンが100人以上も殺到するなど、イベントは大盛況となりました。

最後の命

(C)2014 beachwalkers.

■2015年5月13日(金)発売
『最後の命』
DSZD-08126 4,700円 + 税

[STORY]
幼少期に凄惨な事件に巻き込まれた明瀬桂人と冴木裕一。大人になった桂人は事件の記憶に苛まれ、人と肌を重ねる事に穢れを感じる様になっていた。目的無く続けるフランス文学の翻訳作業。顔見知りのデリヘル嬢。心を病み入院をしている同級生で恋人の香里との電話。最低限の人との関わりの中で生きる彼の元に、冴木から高校を卒業して以来の連絡が届く。「俺だけど、冴木だけど。久しぶりに会わないか?」そして…。二人が再会した夜、桂人の部屋で顔見知りのデリヘル嬢が殺された。取り調べを受ける桂人に刑事が告げた「冴木裕一を知ってるね。奴は婦女連続暴行で全国指名手配中の容疑者だ」。幼少期に巻き込まれた事件の時、冴木はあの光景に何を感じ、あれから何を抱えて生きてきたのか。そして何の為に桂人に会いにきたのか。満たされた高校生活を送っていた様に見えた、あの頃の桂人、冴木、香里の三人。彼らは、ずっと心の闇を、人に気づかれない様に生きていた。一つの殺人事件によって、心の奥に隠してきた歪んだ彼らの人生が炙り出される――。

出演: 柳楽優弥 / 矢野聖人 / 比留川游 / 内田 慈 / 池端レイナ / 土師野隆之介 / 板垣李光人 / りりィ / 滝藤賢一 / 中嶋しゅう

原作: 中村文則『最後の命』(講談社文庫)
脚本: 高橋知由 松本准平
監督: 松本准平

R-15+
販売: 東映
発売: 東映ビデオ
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