芥川賞作家・中村文則の小説を、『まだ、人間』(2011年)で監督デビューを飾った新鋭・
松本准平が実写映画化し、多くの絶賛の声が集まっている『最後の命』。5月13日には
DVD発売を控える本作、4月24日より台湾での公開もスタートしており、公開翌日となる25日には主演の
柳楽優弥と松本監督が台湾を訪れ、学生を対象としたティーチインを実施。映画を見終えた学生たちから、熱意ある質疑が多数寄せられました。
柳楽は、2013年『ゆるせない、逢いたい』公開時のキャンペーンに続いて2度目の来台。舞台挨拶には台湾で活躍中で本作にも出演した
池端レイナがゲストとして登場し中国語で挨拶すると、柳楽も中国語で自己紹介。
ティーチインでは作品の繊細さや重厚な内容についての意見が数多く挙げられ、その一方で柳楽に対しては本作のような難しい役どころについてどうアプローチしたのかなど、演じることに対する質問が寄せられました。また、続く記者会見では柳楽が好きな監督として台湾出身のアン・リー監督の名前を挙げ、5年以内の目標は?という質問に「アン・リーの作品に出たい」と語る場面も。上映終了後は柳楽にサインを求めるファンが100人以上も殺到するなど、イベントは大盛況となりました。
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