ミニシアターの公開ながら4万人動員の異例の大ヒットを産んだ「音楽」の作者であり、その独特な表現力が唯一無二と称される天才漫画家、
大橋裕之の幻の初期作集「ゾッキA」「ゾッキB」を原作に、日本を代表する俳優であり、クリエイターとしても異能示す
竹中直人、
山田孝之、
齊藤 工の3人が映画監督として共同制作をした、奇跡の実写映画化である「ゾッキ」が、2021年春に全国公開されます。眼福豪華な出演キャスト総勢18名ならびに、監督3人と原作の大橋のコメントが公開されています。
出演するのは、人気実力派女優の
吉岡里帆、子役から俳優へと進化を遂げた
鈴木 福、2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」の出演が待機する
満島真之介、
井筒和幸監督8年ぶりの映画「無頼」でヒロインを務める
柳 ゆり菜、『
志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で数々の映画賞を受賞した
南 沙良、ドラマ「DIVER-特殊潜入班-」など話題作への出演が絶えない実力派
安藤政信、「全裸監督」続編への出演を控える
ピエール瀧、「佐々木、イン、マイマイン」など話題作が控える
森 優作、ネクストブレイク必須の芸人コウテイの九条ジョー、『
菊とギロチン』などで注目の
木竜麻生、『
西遊記』以来13年ぶりの映画出演となる
倖田來未、『
永い言い訳』などで俳優としても知られる
竹原ピストル、NHK連続テレビ小説『
エール』など話題作がたえない人気子役
潤 浩、役者として活躍する一方で、小説家としての執筆活動も継続している
松井玲奈、Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」の出演も控える
渡辺佑太朗、NHK大河ドラマ主演回数が史上最多を誇るなど、名実ともに日本の名優として幅広く活躍する
石坂浩二、映画『
舟を編む』にて、〈第37回日本アカデミー賞〉最優秀主演男優賞した実力派俳優・
松田龍平、韓国映画『
哭声/コクソン』では〈第37回青龍映画賞〉の男優助演賞と人気スター賞に輝くなど国内外で活躍する
國村 隼。
タイトルの「ゾッキ」とは“寄せ集め”という古本市場で使われる特殊用語。監督をつとめるのは、これが監督8作目となるベテランの竹中、3作目の齊藤、映画作品初監督となる山田。キャリアの異なる3人ですが、共通して俳優として第一線で作品至上主義を徹底してきました。その上で枠にとらわれず、映画監督、プロデューサー、クリエイターとしても表現している3人が一丸となり、「ゾッキ」が生まれた原点である、大橋の生まれ故郷・愛知県蒲郡市でロケを敢行し、多彩なキャスト・音楽など、それぞれのこだわりや人脈を集結させて制作。大橋の短編集「ゾッキA」「ゾッキB」は、およそ30編の傑作短編作品が収録されており、本作はその中から多数エピソードを織り交ぜて構成し、脚本を舞台演出家・劇作家の
倉持 裕が書き上げた、ありふれた日常に巻き起こる、不思議な笑いに包まれた、なんだかわからないけど、きっとあなたの明日を楽しくする、唯一無二のヒューマン・コメディです。
また、10月31日(日)〜11月9日(月)開催の〈第33回東京国際映画祭〉では“TOKYOプレミア2020”作品としてワールド・プレミア上映が決定しているほか、11月5日(木)〜22日(日)に開催の〈第40回台北金馬映画祭〉では、台湾プレミアとして上映されることも決定しています。
[コメント]最高最強のキャスティング!大橋裕之の世界にこんなにも素敵な俳優たちが集まってくれるなんて!
ぼくは漫画《ゾッキ》にあまりにも感動したのです。そして《ゾッキ》映画化に賛同してくれるのは山田孝之、齊藤工しか考えられなかった…!
映画《ゾッキ》を絶対観たい!!と思って下さった方々ガタガタガタ?♪?に是非とも観て頂きたい!
何卒よろしくお願い申し上げます!(敬称略)――竹中直人ほんわかしたストーリーには少し刺激が強すぎるかもと思ってしまうくらい、個性豊かで魅力的な方々が集まってくださいました。
少し優しくて、少し危険で、少し笑えて、少し寂しくなって、少し振り返って、少し歩き出せる。
そんな映画です。少し楽しみにしていてください。――山田孝之キャスティングとは映画作りに置ける一つの到達点(最初の)だと思っております。
そう言う意味ではこの方々でしかあり得ない夢のキャスティングが成立したのではないかと、未だ多くは語れない本作ですが、個人的にはそのキャスティングのプロセス自体が不思議なくらい奇跡的で、彼らはその偶然を現場で必然にして下さいました。映画『ゾッキ』には何か宿っているのだと思います。――齊藤 工原作「ゾッキ」を思うと豪華すぎるキャストに驚きますが、映画「ゾッキ」には、もうこのキャスト以外考えられないぐらい皆さんハマってました。何度も観たいです。どうぞお楽しみに。――大橋裕之©2020「ゾッキ」製作委員会