8月6日(金)全国公開の映画『キネマの神様』の主題歌に決定したRADWIMPS feat.菅田将暉「うたかた歌」が使用された最新予告編映像が、4月30日(金)より公開されています。
映画『キネマの神様』は、日本映画界を代表する
山田洋次監督と人気小説家・
原田マハ原作による松竹映画100周年を記念した作品。故・
志村けんの遺志を継ぐ
沢田研二と人気と実力を兼ね備えた俳優・
菅田将暉がダブル主演を務めるほか、
宮本信子、
永野芽郁など、記念すべき作品にふさわしい豪華キャスト陣が集結。
RADWIMPSの
野田洋次郎も、菅田演じるゴウの盟友テラシン役で出演しています。
「うたかた歌」は、すべての撮影が終わった際に、野田が感謝の気持ちを込めて山田監督にデモ音源を贈ったのが始まり。初めは主題歌として意識して制作した楽曲ではなかったとのことですが、野田からデモを受け取った映画のプロデューサーが曲に感銘を受け、「過去と現代、現実と虚構、そして天国を繋ぐこの特別な曲を、ゴウとテラシンを演じた菅田さんと野田さんに歌ってもらい、主題歌とすることで映画が完成すると確信した」と、主題歌起用に至りました。
同曲は、野田と菅田が切なくも力強く歌い上げるノスタルジックなメロディが印象的な楽曲で、劇中のゴウとテラシンの役柄と重なり合うように歌詞に合わせて歌い分けされています。野田は「特に志村さんが亡くなったこともあり、それは一つ香りとして残したいと思いましたし、僕たちが通ってきた感情みたいなものを歌詞で残しておきたい。あの世界が音としてもこの世にずっと残っていってほしい」と作品への愛情とリスペクトも滲ませており、その願いが込められた主題歌は、今回の予告編映像のほか映画のエンドロールでも流れるとのこと。撮影の中で生まれた言葉の断片が散りばめられ、映画の登場人物たちや志村けんの顔が自然と浮かび上がるような「うたかた歌」を聴きながらのエンドロールは、しみじみと心打たれることでしょう。
©2021「キネマの神様」製作委員会