山川豊 2011/04/14掲載(Last Update:11/04/25 10:47)
東京23区を23年かけて廻る、年に1度の演歌ファン垂涎恒例企画〈長良グループ 夜桜演歌まつり〉。12年目を迎えた本年は4月12日(火)東京・練馬区立練馬文化センターにて行われ、
山川 豊、
田川寿美、
水森かおり、
氷川きよし、
森川つくし、
藤野とし恵、
椎名佐千子、そしてスペシャル・ゲストに
山本リンダ、
三船和子、
ビリケンと、豪華ラインナップが集結しました。
当日は約1500席の客席が昼の部・夜の部共に満席に!満員御礼の中、「この〈夜桜演歌まつり〉は北区から始まって今年で12回目を迎えます。去年の会場は江戸川区で、桜は散っていましたが、今年は満開ですので、パァーっと明るく元気よく皆さん方に歌をお届けしたいと思います。最後までごゆっくりとお楽しみください」(山川 豊)、「今日は皆さんに元気になっていただけるように、僕自身が元気になって、力いっぱい、明るく歌わせていただきます」(氷川きよし)と挨拶。東日本大震災の被災地へ復興の祈りを込め、山川、田川、水森、氷川、森川の5人で「ふるさと」を披露、パワフルな幕開けとなりました。
〈夜桜演歌まつり〉のテーマ曲となっているファイナル曲「夜桜」まで、各々が持ち歌を熱唱。例年では公演終了後に出演者全員で鏡割りを行っていましたが、本年は代わりに全員がロビーで募金箱を持って立ち、会場を訪れた人々に募金を呼びかけ。「皆さん、お一人おひとりの温かいお気持ちに感謝しています。これからも歌を通じて大きな輪を広げていきたい」(山川 豊)、「いま自分に何ができるのかなと悩みましたが、テレビやラジオ、コンサートを通して前向きになっていただけるよう元気と希望と明るさを歌でお届けできれば……」(氷川きよし)、「私も微力ながら先輩方と一緒に東北の復興のお力になれたらと思います」(田川寿美)、「『松島紀行』で宮城の皆さんには大変お世話になりましたので、とても心配で、心がすごく痛いのですが、これからはその分、皆さんにたくさんの恩返しがしたい」(水森かおり)とそれぞれの思いを語りました。。今回集まった募金と公演の収益金全額は、日本赤十字社を通して寄付されることとなっています。